08/09/02 宝塚星組新人公演 スカーレットピンパーネル@東京宝塚劇場
2008年9月2日(火) 18:30
宝塚歌劇団星組 新人公演
スカーレットピンパーネル THE SCARLET PIMPERNEL
1階19列54番@東京宝塚劇場
初の新人公演観劇!
大・堪・能♪
新人公演ってとてもいいですねー。
初舞台から7年目までの生徒さんたちによる1日だけの舞台。
しかもその舞台は現在公演中の演目を上演するという、とっても素敵な公演。
四季とかでもぜひ新人公演やってほしいなー。
さて、今日はもう行く前から、モードは「応援」。
期待感とか、いいに違いないとか、そういう感じじゃなくて、
若手さん達ががんばってるのを観て応援したい拍手したいっそんな気持ち。
特に今回はショーヴラン役が麻尋しゅんさんということで
より一層楽しみにしておりまして、で、いってきました!
オープニングの紅ゆずるさんの開演挨拶の声からもう私的には好印象。
こなれてない感じが逆にいいです。
そしてステージはじまって最初の方は、ちょっと初々しい場面や
声ができってない部分とかを、逆にがんばれーと応援しながら
観劇してたのですが、そのうちだんだんとはまっていきまして、
それにともなって、ステージ上の生徒さんたちも、どんどん
安定感や余裕感や声のノリとかもよくなってきて、
最後のあの舟のシーンは感動~。
その後カーテンコールで、最初の麻尋しゅんさんの挨拶で
かなり気分が高まり、その後の紅ゆずるさんの挨拶が、
いやー、とってもよかった。緊張されてるためコメントが実に
ストレートで、頭をこつんとする仕草も実に微笑ましく、
挨拶中に「ほんっとーに」という言葉が何度も何度も出てきたのですが
ほんとのほんとにほんとーになんだなってのが伝わってきました。
客席には、本公演でパーシー役の安蘭けいさん達も
いらっしゃってて、紅ゆずるさんが、とーこさーんと
客席に叫ぶと、安蘭けいさんが
手で輪っか作ってOKサインだしたりして、カテコの雰囲気さいこー。
パーシー役の紅ゆずるさん、若さがいい感じで出たかっこよさといいましょうか、素敵でした!
私が・・・・なのだ、と前半仲間に言ったシーン、鳥肌たちました。
歌も後半ぐんぐんUP。変身さいこー(すごい!)。
ショーヴランとの掛け合いも楽しい♪
あの9人、いい仲間だなーとうらやましくなったくらいです。
共にドーバー海峡を渡ろう!おー!
マルグリット役の蒼乃夕妃さん、後半ぐんぐん心情が伝わってきた!
そしてショーヴランの麻尋しゅんさん、ちょっとツンとしたキャラがいい感じで、
パーシーにいじられながら下手側にはけるのとか、楽しい~。
ほんとに綺麗でかわいらしい顔つきの男役さんですよね。目がいいっ!
マルグリットの弟カップル(
がいい感じの助演!
また、「たった一回の新人公演くらいつかまえとけよ」というような新人公演だけの
セリフもあったり、客席の拍手がこれまた本当にあたたかい感じなのです。
休憩なしの約2時間(本公演を短めにしてるんですね)。
私、実は先週2公演分行く予定が、両方とも事情により
行けなくなってしまった経緯があり、この新人公演が初の
スカーレットピンパーネルだったわけですが、
作品自体もとても素晴らしく、わかりやすいし、
昨年観た帝国劇場のMAを思い出しつつ、
音楽は大好きだったあの5月のルドルフ the last kiss の音楽が
かなり頭をよぎるような旋律・・・と思ってたら
ルドルフと同じ フランクワイルドホーンさん(Frank Wildhorn)
作曲なんですね(ジキル&ハイドもそう)!
終演後数時間たった今でも音楽がまだ頭に残ってます。
作品も曲もセットもダンスも、いいっ!盆が回転しながら
二人の女性が座ったベンチがステージに斜めにせりあがってくる動きとかすごく好きです。
ラストの舟好きだなー、スモークもうまいっ♪
今回の新人公演は本公演の短縮版とのことで、本公演自体も観たくなりましたし、
本公演では今日出てた生徒さんたちがどういう役でどう演じてるかにもとても興味出ましたし。
超人気公演ですが、ちょっとがんばっておけぴで探してみます♪