おけぴ管理人の観劇感激レポ

ミュージカル「ZANNA」稽古場レポ 「3150万秒と、少し」稽古場レポ
ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ 13/02/10 DIAMOND☆DOGS「MOON LIGHT」@博品館劇場
Google
 


おけぴ管理人が管理している"おけぴ"はこちら。観劇速報は管理人ツイッターから

10/10/21 花組芝居「花たち女たち」稽古場レポ

2010年10月21日(木) 13:00
花組芝居「花たち女たち」稽古場レポ

お稽古場を拝見して、こんなに笑うとは思いませんでした!

有吉佐和子さんの『芝桜』『木瓜の花』を原作とした
‘男だけで描く、空前の女形バトル’。

男性のみの劇団「花組芝居」ならではの
‘女バトルならぬ女形バトル’なのです!


(左から八代進一さん、桂憲一さん、植本潤さん)

生真面目な正子(まさこ)とちゃっかりものの蔦代(つたよ)。
お話は、華やかな花柳界に身を置く見習い芸者の頃から始まり
大正から昭和までの40年強の女の人生を描いてゆくのですが、
性格も生き方も正反対の二人の絡みが、とにかく面白いっ!

女の人生、悲喜こもごも!


(左が正子=植本潤さん、右が蔦代=八代進一さん)

仲良しなのかライバルなのか、くされ縁なのか…
とにかく二人の掛け合いが面白すぎなのです!
女ってかわいかったり、怖かったり、意地はったり、やきもち焼いたり、
弱かったり、情にほだされたり、親の心配したり…
ほんとにまー忙しいこと!

正子役の植本潤さん、私にはもう女の子にしか見えません!
(ぜひとも動画でおみせしたい!ほんとに女の子なのです!)

器用さと調子の良さを兼ね備えた蔦代(八代進一さん)は
「いるいる!こういう女・・・!!」
観劇後、きっと蔦代ネタで盛り上がること間違いなし(笑)

この二人を取り巻く恋模様に絡む個性的な男性陣も素敵。
こちらはカッコいいのに情けない男っぷりが見ものの小林大介さん↓

美斉津恵友さんの綺麗な後ろ姿にもご注目。声も素敵!

秋葉陽司さんのお母さんは、爆笑保証のハマりっぷり

こちらは衝撃の展開!大井靖彦さんの表情にご注目!

あるものをモチーフにした板が舞台上
いっぱいに広がっている舞台美術もお楽しみに。。
暗転は一切なしで、場面転換がとってもお洒落ですよ!

また、TUBEのあの名曲が「そこ!?」っていう場所で入ります。
(しかも歌詞付き!)
なのに不思議と馴染むんです!

語りの場面、踊りの場面、所作が本当に上品で、
若い人からベテランさんまで年齢層広く実力派が揃う花組芝居。

恋に仕事に戦争に…翻弄されながら、
テンポよく笑いと毒がまじりあう約2時間半。


(植本潤さんと北沢洋さん。右奥は山下禎啓さん、左奥に松原綾央さん)

それぞれの道を歩んできた二人の女が迎えるラストシーン。
この最後の場面の植本潤さんの演技には、
胸の奥をわし掴みにされました。

女性が演じるとリアリティがありすぎるところを、
花組芝居の不思議な魅力を持った男性達が演じるからこその、
この後味すっきりのさわやかさ!

ぜひ劇場にてご体感下さい!


(座席左から八代進一さん、植本潤さん、大井靖彦さん。運転手は山下禎啓さん)

原作=有吉佐和子さん。
脚本=飯島早苗さん(自転車キンクリーツカンパニー
構成・演出・出演=加納幸和さん。
キャストは「夢たち」と「恋たち」の完全ダブルキャスト公演で、
今日拝見した通し稽古は「夢たち」バージョン。
もうひとつの「恋たち」バージョンでは、
劇団最年少の堀越涼さんが正子役
堀越涼さんの女形が大好きな管理人です)、
女形初挑戦の谷山知宏さんが蔦代を演じ、
阿や八ねーさん役には座長の加納幸和さんがしっかりと脇を固めます。
夢たちバージョン、恋たちバージョン、ぜひ両バージョンご観劇下さい!
(詳細な配役はこちら)

ちなみに両バージョンご観劇の方には、
お得なWチケット割引(劇団のみの取扱いで、-1000円!!)もあるそう!

公演は11月4日から14日まで新宿の全労済ホール/スペース・ゼロにて。
大阪公演は ABCホールにて、11月19日から21日!
詳細は花組芝居HPをご参照下さい。


"チラ見"がかわいい二瓶拓也さん

おけぴ稽古場取材班:yumi、nats 撮影:nats 監修:おけぴ管理人


皆様からのコメント



本番舞台に期待が膨らむレポ、ありがとうございます♪
劇団サイトで両ヴァージョンは確保済みです!
どちらか選ぶとかムリと早々に諦めました。
(^m^)
観劇までカウントダウン!
本番が楽しみで溜まりません♪(るん)



両バージョンを1回ずつ観劇しました。
どちらも楽しくて、どちらも味わいがあり
甲乙つけがたし!
というか、両方夫々本当に魅力的で大好き
でした。
花組役者陣の多彩さをシッカリと再認識。
これからの公演も変わらず要・チェック♪
と思いました。

管理人さんもレポされていた最後の正子!
本当に胸が苦しくなりました。
その切なさが何なのか、自分でも説明でき
ないけどホロホロと泣けてしまいました。
出来ればもう1回ずつ観たかったくらい!
素敵で心に残る舞台でした。
(*ーー*)

コメントを書き込む

お名前:
ホームページ: (なければ空欄で構いません)
コメント:

コメントの掲載について

コメントは内容を確認した上で反映されますので多少お時間がかかります。内容によっては、通知することなくコメントを受け付けないことがあります。ご了承ください。なお、もしエラーになるようでしたら直接 cs@okepi.jp にコメントをメールいただけると嬉しいです。










最近の観劇レポ

観劇レポ全一覧

おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

おけぴはこちら

RSS

送料
早見表