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13/01/03 ミュージカル「光化門恋歌」舞台公開レポ

2013年1月3日13:00
ミュージカル「光化門恋歌」レポ

明治座創業140周年記念として2013年元旦に開幕!
ミュージカル「光化門恋歌(こうかもんこいうた)」のレポートをお届けします。

ひとつひとつの言葉が、目の前に広がる景色が、優しい歌声が・・・
全てが美しい舞台です。
そんな印象を抱く韓国オリジナルミュージカル「光化門恋歌」。
一人の女性を深く深く愛した男・サンフン、愛と痛みを与えた男・ヒョヌ、
そして二人の男に愛された女・ヨジュ。
三人の切ないラブストーリーが今は亡き韓国ポップ・バラードの父
イ・ヨンフン氏の珠玉のナンバーによるミュージカルに!

今回舞台の様子を少しでもお伝えできればと思い
おけぴ映像レポを作ってみました!

中央に逆三角形の八百屋舞台、両サイドに2台の真っ白なピアノ、
シンプルな舞台は小道具や照明などで現在と30年前、「民主化の春」と呼ばれた
学生運動の盛んだったころの光化門の街を行き来します。

それをとってもわかりやすく、しかも効果的に見せてくれるのが、
過去のサンフンと現在のサンフン、一人の登場人物を二人の役者が
演じるというアイデア!!


こちらの写真中央で二人の役者さんが重なり合っていますよね!
それが(手前)現在のサンフンと(奥)過去のサンフンです。

物語は大成功をおさめた作曲家サンフンのもとを一人の青年が訪ねるところ
から始まります。

青年とサンフンの会話はやがて思い出の中の若き日のサンフンの物語へと
シフトしていきます。流れが美しい!
物語の簡単解説は公式サイトさんにわかりやすく紹介されています!
(若干ネタバレあり)
光化門恋歌簡単あらすじ(公式HP )


ヒョヌ役ソンジェさんと若き日のサンフン役イ・チャンヒさん

それぞれの役の印象は
サンフンは想いを打ち明けず、言葉ではなく音楽で伝えようとする
恋に臆病な男性。そしてヒョヌを弟のように可愛がるサンフン。
不思議ともどかしさは感じないのです。。。彼の中でしっかりと納得して
彼の道を歩んでいるから?
それとも、音楽を作り出すことで、彼の想いは昇華されていたのでしょうか。
ただそれだけに、そんなサンフンが葛藤し感情を露わにする
シーンは彼の痛みが自分のことのように胸に突き刺さります。

ヒョヌはちょっといたずらっ子、典型的年下ボーイ!
と見せかけて、男らしいところもあったりして、ドキッとしてしまうのは
ヨジュ姉さんだけでないはず!
なんかわかるーー、そのギャップに弱いのよねぇ!
という方も多いのでは?
同朋との絆は強く、決して仲間を裏切らない、そして民衆のために戦う。
なかなかどうして魅力的な男性です。

ヒロイン、歌姫ヨジュはキラキラした笑顔の可愛らしい女性。
歌手になることを夢見ていた彼女は憧れの作曲家サンフンに
見いだされ、その才能を開花させ・・・物語の中で一番“変化する”のが
彼女かもしれません。
少女から女性にそして・・・ヨジュの決断に涙です。

他にも彼らの周囲の音楽プロデューサーやマネージャーのシーンは
もう一つの恋物語。
芝居はポップでキュートでコミカル路線ですが、歌の迫力やうまさは
半端ないです!!

他にもサンフンを訪ねたジヨン青年の若さあふれるステージ、学生運動の
仲間たちの激しさ、闘争をダンスで表現するアンサンブルのみなさん。
見どころ聞きどころ満載の舞台です!
歌い上げの印象の強い韓国ミュージカルですが、こちらはバラードの
名曲ぞろい。穏やかなナンバーでの豊かな歌の表現力も
お楽しみいただけます。じわじわきます!


舞台も客席も一緒になって盛り上がるカーテンコールも大好き!

そして!冒頭でもご紹介したカーテンコールではキャストのみなさんは
ノリノリで歌&ダンスを披露してくださいます。
いつも一歩引いて遠くで見守っていたサンフン役から離れ、
ダンスダンスな姿にも癒されました♪
カーテンコールは全公演撮影OK!
マナーを守って楽しい思い出にしましょう。
拍手とカメラ、両立させる技を磨きたい・・・笑

公演後にはハイタッチ会が開催される日もございます。
こちらは1月3日に開催された、東京にいらっしゃる
東日本大震災で被災した方々を招いての観劇会&ハイタッチ会の様子です。


国、言葉を越えて人を笑顔にする、舞台の素敵な力ですね。

最後に2008年に49歳という若さで亡くなった、この作品の楽曲を
生み出したイ・ヨンフン氏の言葉を一つご紹介。

「何かを手に入れるためでなく、作り出す喜びを持って
音楽を続けられますように。」

どこか劇中のサンフンと重なるような、美しく崇高な言葉です。

明治座創業140周年記念 ミュージカル「光化門恋歌」(こうかもんこいうた)

<公演日程>
2013年1月1日~26日

<キャスト>
現在のサンフン役/パク・ホサン、コ・ヨンビン
過去のサンフン役/イ・チャンヒ、ユン・ヒョンリョル、ユンホ(東方神起)
ヨジュ役/リサ、チャン・ウナ
ヒョヌ役/ジオ(MBLAQ)、スンホ(MBLAQ)、ソンジェ(超新星)、キム・テフン
ジングク役/キム・テハン
ジョンスク役/キム・ヨンジュ、ヤン・コンニム
ジヨン役/キム・テフン、パク・ヒョンシク(ZE:A)、
チェ・ミンファン(FTISLAND)、ソンギュ(INFINITE)、ウヒョン(INFINITE)

※配役はステージによって異なります。
※韓国語上演・日本語字幕あり

明治座HP内 公演特設ページ

光化門恋歌公式HP


コ・ヨンビンさん、イ・チャンヒさん、リサさん、ソンジェさん(超新星) 劇場でお待ちしています!

おけぴ取材班:chiaki 動画撮影&編集:yoshida 監修:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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