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12/12/27 「詭弁・走れメロス」ゲネプロレポート

2012年12月27日(木)
青春音楽活劇「詭弁・走れメロス」ゲネプロレポ


今年一番の“くだらなさ”(←褒めています!)に、
シャッターを切る手の震えがとまらないっ!!


武田航平さん扮する“阿呆学生”が
京都の街を疾走する
青春音楽活劇「詭弁・走れメロス」ゲネプロの模様をお届けいたします!


京都の学び舎にそびえ立つ“阿呆の双璧”
詭弁論部員・芽野史郎(武田航平さん:写真上)&芹名雄一(山下翔央さん:写真下)。


「詭弁論部に芽野と芹名あり」と謳われたふたりの
“異様にめんどくさい”友情物語が
京都の街を舞台に迷走気味に展開、
観客の心を弄びます!

お稽古場レポでもお伝えしたとおり、
大の大人たちがひたすら走り、歌い、ハモリ、意地をはる様子に
お腹の皮がよじれそうに・・♪



武田航平さん演じる主人公・芽野の身代わりとして
人質になる親友・芹名。
真顔のままで・・・歌います!



紅葉が美しい嵐山で叫ぶ、ふたりの阿呆青年。



マドンナ・須磨さん(新垣里沙さん)の“やさしさのチラリズム”も絶妙です!



この、お肌の“ツヤツヤ感”、伝わりますでしょうか?
市川しんぺーさん演じる、恐怖の図書館警察長官。
はたして彼の純情は報われるのか!?


ここまでお読みになって
「なんのこっちゃ??」な方、
ぜひこちらの 稽古場レポ をご参照ください!
(演出の松村武さん、武田航平さん、市川しんぺーさんが、
作品の内容を語るインタビューあり♪



森見登美彦さんによる原作小説の世界観を大切に、
めくるめくようなスピードで進んでいく、芽野の逃走劇。



この3人の存在が“京都の街”そのもの、といった感がある
小林至さん、西村直人さん、小手伸也さん。
そのあまりにもナチュラル(笑)な変身ぶりが素晴らしい!



屈強な“自転車にこやか整理軍(写真左下:上田悠介さん 右上:高木俊さん)”による
執拗な追跡をかわし、



生湯葉を愛する須磨さんのお手製猫炒飯の誘惑をも断ち切って、
“月並な友情”に背を向けるべく逃げ続ける芽野。

ものすごくクールな顔をして、ものすごく阿呆な親友・芹名の期待に
応えることはできるのか!?

個性的なのにも程がある!と説教をしたくなってしまうほどの
強烈キャラクターを嬉々として演じる武田航平さん、山下翔央さん、そして新垣里沙さん。
あっぱれ!な3人の熱演に大拍手!



あらゆる学生の秘密を掌握している恐怖の図書館長官を
純情可憐に演じる市川しんぺーさんも最高です♪


観劇前に京都の街(出町柳に百万遍etc・・主に京○大学周辺)の位置関係を
ざっくりと頭に入れておくと、より楽しめること間違いなし!

どシリアスな顔で、ど阿呆な台詞ばかりを滔々と語る
芽野と芹名の、ど阿呆な青春。
阿呆、阿呆言ってすみません!でも本当に阿呆の極み!
気持ちのいいほどに阿呆に徹する、愛情いっぱいの舞台です♪



芽野の逃走劇、その先にあるものとは・・・!?

このレポートを読んでも、まったくどんな舞台か想像がつかない、という皆様!
大丈夫です!
すべて台詞が教えてくれます(笑)!


ぜひ劇場で、この阿呆らしくも壮大な友情物語に身を任せて、
思い切り笑って、
最後にほんのすこしの涙(?)を流していらしてくださいませ♪


<公演情報>
アトリエダンカンプロデュース 青春音楽活劇
「詭弁・走れメロス」
2012/12/27(木)~12/28(金) KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ (神奈川県)
2013/1/4(金)~1/17(木) 博品館劇場 (東京都)
2013/2/2(土) サンケイホールブリーゼ (大阪府)
<キャスト&スタッフ>
原作:森見登美彦(祥伝社文庫「新釈 走れメロス」より)
脚本・演出:松村武
音楽:土屋玲子
ステージング:小野寺修二
出演:武田航平/山下翔央/新垣里沙/西村直人/小手伸也/小林至/高木俊/上田悠介/市川しんぺー


<あらすじ>
「詭弁論部」に籍を置く阿呆学生・芽野史郎。汚い下宿で惰眠をむさぼり、落第を重ねてきた芽野は、ある日の午後、一大決心をする。「たまには講義に出てみるか」
彼が大学構内へ入っていくと、辺りはお祭り騒ぎであった。今日から学園祭が開幕していたのだ。
芽野が部室の方へ歩いてゆくと、その扉は閉ざされ、路上に置かれた炬燵にあたっている詭弁論部部員たちが見えた。訊けば先日、図書館警察の長官が率いる「自転車にこやか整理軍」なる屈強な男たちが乗り込んできて、部室が閉鎖され、代わって「生湯葉研究会」の看板が掲げられたというのだ。
怒った芽野は「生湯葉研究会」の看板を引きはがしにかかるが、「自転車にこやか整理軍」の手によってその身を捕えられ、図書館警察長官の前に引き出されてしまう。
誰も信頼しないという長官は、芽野にある約束を持ちかけた。部室を返してほしければ、グラウンドに設営してあるステージで、楽団の演奏する「美しき青きドナウ」に合わせてブリーフ一丁で踊り、今宵のフィナーレを飾って見せろというのだ。
芽野はもちろん踊ってみせると約束するが、これから姉の結婚式に出なければならないため、一日だけの猶予を乞う。明日までに必ず戻ってくるという芽野を全く信じない長官に、芽野は自分の身代わりとして、詭弁論部の無二の親友・芹名を人質として置いてゆくことを約束してしまう。
連れてこられた芹名は、無言で頷き、芽野と固い握手を交わした。
校舎から外へ駆けだす芽野。
「まあ友情とやらを信じることだね」長官は、芹名に言う。
「あいつは戻らんぜ。あいつに姉はいないよ」芹名は、傲然と言い放った。
「俺の親友が、そう簡単に約束を守ると思うなよ。」
かくして、芽野の逃走劇がはじまる。
三条河原のマンガ喫茶から、河原町の路地裏を駆け、烏丸の地下道を逃走、嵐山で倒れ、北野天満宮、乙女に誘われ鴨川デルタへ――
果たして、芽野は逃げ切れるのか!?
阿呆学生が桃色ブリーフと友情(?)を賭け、古都を疾走する!


公演HPはこちら!



オイシイところをかっさらっていくマドンナ須磨さん。
これまでのイメージを覆す小悪魔(大悪魔?)な新垣里沙さん、キュートです♪




オケピ取材班 文・撮影:mamiko   監修:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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