11/01/19 ミュージカル「エディット・ピアフ」ゲネレポ@天王洲 銀河劇場
2011年1月19日(水) 17:30
ミュージカル エディット・ピアフ
ゲネレポ@天王洲銀河劇場
劇的な人生を歩んだスターとして知られるシャンソンの歌姫、
エディット・ピアフの生涯を描いたミュージカル「エディット・ピアフ」。
安蘭けいさん、エディットにぴーーったり!!
歌声!
エネルギー!
情熱!
貧しさの中、道ばたで歌う、やさぐれたエディットから、
自信をつけて、恋をして…
孤独と強さ、華を合わせ持つ色気へと変わっていく、
エディットの表情の変化がすごいです。
笑い方ひとつとっても、若い頃の粗っぽい笑い方と、
後半の笑顔は、明らかに違います!
服装やメイク、年を重ねていく見せ方も、想像以上!
エディットが、そこに生きています!
恋多き、エディット。
本作では恋人役にモンタン、マルセル、テオが登場します。
その若き恋人役を二役演じるのは浦井健治さん。
アメリカンでキラッキラ!
アメリカンなカッコつけ方がいいっ↓
さらにニ幕で登場するもう一人の恋人役、
その深い愛情には胸をわしづかみにされました。
作品によって二枚目から三枚目まで、
常に完成度高く仕上げて来られる浦井健治さんですが、
浦井さんのあんな大人なソフトヴォイスは初めて聞きました♪
まっすぐにエディットの目を見つめる
瞳のキレイさには是非ご注目下さい!
エディットとのデュエットは想像以上に
声質も合っていて、心地いぃです!
鈴木一真さん演じるマルセルと、エディットのボクシング対決も楽しい!
そして、大恋愛のなか歌われる「愛の讃歌」。
これが、もうすばらしい!!
指先まで使って歌い上げる姿に鳥肌。
今まで聴いたことのあるシャンソンの愛の讃歌ともまた違って、
恋の嬉しさ、切なさ、喜び、辛さ。
エディットの人生を垣間見せてくれるようでした。
恋をする度に、恋にのめり込むエディットと
頭を抱えるマネージャー(甲本雅裕さん)。
後半になるにつれて深刻さを増す一方で
マネージャーの心配っぷりと、
義妹シモーヌ(佐藤仁美さん)の、
あきらめ具合の対比がどんどんおもしろく!
エディットにしかみえない幻(床嶋佳子さん)の描かれ方、
現れるタイミングも絶妙です。
最後まで、力強く、全身全霊で歌うエディット。
決して暗いだけの話ではない、エディットの人生。
「新しい人生が今日から始まるのさ~♪」
公演は2月13日まで天王洲銀河劇場にて、
大阪公演は梅田芸術劇場シアタードラマシティで2月18日から20日まで!
この機会に是非、安蘭けいさんの魅力に打たれてきて下さい!
クイズこれは誰でどこでしょう?このシーン好き!劇場でチェックしてね♪
おけぴ取材班:ayano、nats、おけぴ管理人 撮影:nats、おけぴ管理人