05/06/22 サロメ @NHKホール
2005年6月22日 (水) 19時開演
NHKホール 1階C18列 3番 21,000
サロメ
友人からチケットあるんだけどと声をかけてもらって、
なんと21000円のチケットをただで譲ってもらっていってきました。
ポーランド国立歌劇場の公演。「サロメ」。
名前はなんとなく聞いたことあったんですが、
とりあえずストーリーも何もわからない事前知識0で挑みました。
7時過ぎ開演。
出だし、うーん、声小さいぞ。
で出演者もなんかあまり区別がつきません。
舞台装置もちょっと近代的でおおって一瞬思ったけど、全く動きがなく、
ストーリー的にも前半はあまり動きがなくて、3度ほど睡魔に襲われました。
後半は、じょじょにストーリーに動きがでてきて、
そこそこ面白くなってきたんだけど、うーん、結果的にはなんだかいまいち・・
まず主役のサロメと王様役の人以外は声が全然聞こえない。
オケの音(特に金管)に完全に打ち消されてるし。
で、主役のサロメも、音程あってるんだかあってないんだか微妙で、
最後の方にサロメだけのシーンが続くんですが、正直長すぎます・・
でもこのヒロインのサロメ、王様に「踊ってくれたら望みを叶える」と言われ、
腰くねくねで肌露出させて結構踊るんですね。これにはびっくり。
さらに、最後は脱ぐんです。オペラ歌手が脱ぐんですよ。。
今日は上半身裸になってましたが、
演出によっては下半身も全部すっ裸になるものもあるようです。
なので、この演目、サロメを演じる女性は、歌、踊り、そして裸と結構大変だなーと思いました。
最後の終わり方は、うーん、予言師のいってた占い通りとはいえ、かなりあっさりでしたね。
このオペラ、1時間40分なので休憩はなく、気軽にみれるかと思いきや、
楽しいストーリーではなく、また印象に残る曲が全然なく、
登場人物も少ないので、はじめてオペラをみる人がこの作品をみたら、
オペラって・・・って思ってしまうかも。
というのは、今日の観客、女子高生や若い人がやたら多かったんですね。
彼女達はどう感じたのだろう。。
おすすめ度(1-10)→ 3.2
もう一度観にいきたいか→ 違うバージョンをみてみたい気もする