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07/04/19 コンフィダント・絆@パルコ劇場

2007年4月19日(木) 19:00
コンフィダント・絆
G列30番@パルコ劇場

す、すばらしい。なんて最高のキャスティング。
(三谷さんって最初に俳優さんを決めてから役を当てはめていくんですね)

登場人物5人で場面転換無し、音楽はピアノオンリー、2時間40分、
って聞くと、最後まで集中してみれるかなって思っちゃうんだけど、
最後まで舞台にひきつけられてました。
三谷幸喜さんの演出を100%以上に演じきっている
役者さんたちがほんとーに素晴らしかったです。
特に、セリフの間と、モードの切り替えが見事!
堀内敬子さんが、これまた紅一点の素晴らしい演技と歌。
最初、ピアノ伴奏にのせた堀内敬子さんの語り
からはじまるんですが、ステージにぱっとのった瞬間に、
おばーちゃんから娘さんにぱっと変身、
これでぐっと舞台に吸い込まれていきました。
やっぱり舞台って最初が大事。
堀内敬子さん、今回の舞台でとってもとってもファンになりました。
歌、演技はもういうことなしなのですが、
動きがかわいくてみてて気持ちいいです。去って行き方とか、
少しおどけるシーンとか、走り回るシーン、闘牛シーン、
そしてカーテンコールの紹介の仕方!私的にはあの紹介シーンが
一番ドキュンときました。すごく身が軽い!!!!
ただ、二幕最後のシーン、涙する堀内さんをオペラでみすぎて
「星」を見逃したのはいたかった。。星輝いてたんですね。。

さて、この舞台、随所に笑いのポイントがあって笑いもかなりおきますが、
ストーリー的には、後半、考えさせられる内容になってきます。
芸術家たちの間に友情は成り立つのかというテーマのようですが、
「天才」や「才能」という言葉を日頃意識しているような人
にとっては、特に二幕、少し重く感じるかもしれません。
(二幕の3人から一斉に言われるシーン、その前の、僕は○と○の間位
 といった表現や、ゴッホの絵を選ぶシーンでの演出など、あぁした
 少し勘違い君的な表現がなければ、もっと重く感じたと思います)

中井貴一さんは基本真面目なスーラなんですが、時々でる
おちゃめさがたまりません。一方で、一肌脱ぐといって話し始めた
シーンは、真面目に聞き入ってしまいました。
苦悩する天才ゴッホ役の生瀬勝久さんは、
今日の舞台で一番はまってる感がありました。というかはまりすぎ♪
ピリリとくるゴーギャンの寺脇康文さん、ゴッホとゴーギャンの関係は
見所の一つです。そして最後二幕、気持ちがとても
伝わってくるシュフネッケル役の相島一之さん。役柄としてはこの
シュフネッケル役が今回の舞台、一番ポイントな気がしました。

ところで三谷さん自身がパンフレットで、自分自身をスーラに例えてはりましたが、
となると、三谷さんにとって天才ゴッホは誰?というのが気になるところだねと
一緒にいった友人と話しておりました。

ちなみに、舞台上方にはってあった線は何の線?
この線、何かに使われましたでしょうか???

あと、ピアニストの荻野清子さんが素敵。
舞台下手でピアノを弾かれているんですが、音色が優しくて綺麗。
また、曲が素敵なんですが、この方の作曲なのでしょうか。
舞台上で乾杯のシーンで、暗~い中一緒に小さく乾杯されてたのが好印象でした。

それにしてもさすがだ三谷幸喜さん~。
しかも二幕はじめに三谷さんが登場して
いきなり演奏始められたし。。昨日も弾かれたと
聞いたんですが、毎日登場されてるんでしょうか。

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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