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08/06/25 D-BOYS ラストゲーム@青山劇場

2008年6月25日(水) 19:00
ラストゲーム 最後の早慶戦 (Bキャスト)
1階S列36番@青山劇場

よかった!という声が結構聞こえてきまして、
一度D-BOYSを観て見たいなーと思っていたので、
ちょっと勇気出していってきました。
なんで勇気出すかって?
それは、客席ほとんど女の子だらけだから。
ほんと、男性、ぜんぜんいません。男性トイレもガラガラ。

が、勇気出していってきてよかった。
すごくいい作品でした!

脚本は、前にインタビューもさせていただいた
羽原大介さん。
サブタイトルに「最後の早慶戦」とあるとおり、この舞台、
学徒動員時の大学野球の話なんですが、メインキャストが
早稲田側の話で描かれていて、「ワセダ」という言葉が
もうそれはそれは何回も何回も登場します。たぶんここまで
早稲田という言葉がセリフとして登場する舞台は過去そして
これからもないのではないかと思える位の多さでした。

最初現代のシーンからはじまって、おじーちゃんの日記の中へと
舞台がうつり、また現代のシーンになって・・という展開もいい。
休憩前のアナウンス方法や、最後の終わり方は、とても微笑ましい(笑

それぞれの出演者の方がほんとに魅力的でした。
現代の二人、城田優さん、お、おおきい。。でもこの方役の幅が広いです。
新聞記者役は、一瞬別人に見えます。背が高いのと顔が特徴的なのですぐわかるけど。
そして、とーてーもー不思議な雰囲気満載の柳浩太郎さん。
いい、あのなよなよ感がたまらない。。。ラストのダンスシーンでも、
へなっとしているんだけどダンスの一体感を崩してなくて
それが魅力に感じてしまうあたり、私的にかなりツボでした。

舞台は戦時中のお話なんだけど、なんというか、野球に一生懸命な、
ほんと、まっすぐな、彼らの熱い思いがストレートに伝わってくる、いい舞台でした。

荒木宏文さん、好青年役!一途な一生懸命さがいい!
(なんとなく頼りないような立ち姿も全部いい!)

応援団長の足立理さんのキャラがまたいいっ。
キャッチボールシーンのあの立ち姿たまりませぬ。
そして最後、おぉぉぉぅ。。。いい。。。
慶應の応援シーンもぐっときました。

新聞記者の碓井将大さんもさわやかさが印象に残りました
(カテコで挨拶されてました)。

でもこれだけキャストいて、恋愛ネタも少し出てくるけど、
女性の出演者が一人もいない舞台というのも珍しいなと。

いや、でもほんと、若さがすっごくいい感じで出てた
素晴らしい公演でした。ほんとに。。
セリフ多少かんでもぜんぜん気にならないし(フォローもうまい)。
競争シーンとかも、おおお、実際に登ったり跳ねたり
腕立てしたり、全部ちゃんとやってる。。。すばらしい。

笑いあり、涙あり、ダンスあり、少々アクションありで、
最後のエピローグまでしっかりした脚本で、演出(茅野イサムさん)もよく、
さらに音楽もよかったし、セットもよかった。あのステージで
球場の様子、練習の様子や試合の様子がほんとうまく表現されていて、
おぉぉと思いました。あのセットはうまいなぁ。

戦時中、やりたいことができなかったあの時代、
そしてこの恵まれた今の時代、
メッセージがこれまたストレートで、
今のネタとかもわかりやすく盛り込んでいて、
こういういい舞台を、こういう客席の若い子達がみて、
泣いて、笑って、いろいろ感じてる姿って素晴らしいなぁ
なんて思いながら、少しおじさんの気持ちになってしまった管理人でありました。

テニミュも一度観てみたいなぁ。。。


皆様からのコメント



 ラストゲーム、私も見に行きました。
 D-BOYSファンだけで独占するのはもったいない舞台だな、という感想を持ちました。

 キャストたちが、出征していった若者とほぼ同世代ということもあって、一人一人、自分なら、ということを考えながら役作っていったのではないでしょうか。野球部員たちのやりたいことは野球。D-BOYSたちがやりたいのは芝居。「生きた証」という言葉が鮮烈に頭に残りました。

 テニミュも是非是非ご覧下さい。
 あそこにも、真剣に歌い踊る若者の熱意があります。

 さて、リアル早稲田学生は学校に行って勉強してきます。
 映画の最後の早慶戦も見に行きたいなぁ……



管理人様レポ有難うございます。
私もこの舞台はファンの方だけでなく
色々な方に観て欲しいと思いました。

テニミュもぜひ観劇してみてください。



今日は。レポ、読ませて頂きました。
運良く東京の楽日を観劇することができ、予想以上に
面白かったので、管理人様のレポで再度納得っ!

D-BOYSの舞台は私も初めてでした。観客も彼らのファンで
埋め尽くされていましたが、お話の内容が戦争中のことで
もっと年齢の高い人たちにも、いろんな感動を与えられる
舞台だったと思います。

すごい数の舞台を観ていらっしゃる管理人様から絶賛の舞台!
私もイケメンに贔屓めに観てしまったわけではないなと
思いました(笑)



こんにちは。管理人さま、レポをありがとうございました。

観劇に行けない時期は、いつも管理人さまのレポを拝読して
観劇気分を味合わせて頂いているのですが、今回は自分でも
観てみたかったD-BOYSの舞台をご覧になったという
ことで興味深々で読ませて頂きました。
良い舞台だったのですね。いつか観劇してみたいものです。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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