08/07/26 カムカムミニキーナダルマ@シアターアプル
2008年7月26日(土) 19:00
カムカムミニキーナ
ダルマ
20列21番@シアターアプル
すっごく濃密な2時間15分でした。
全体は大きく三部構成で、二部のあたりでなんとなく
大きな展開に予想はつくものの、予想以上に濃密に展開。
そして一つ一つのシーンの描写やセリフまわしがとっても面白かった♪
まずは今回の舞台の主役ともいえる沙悟浄(八嶋智人さん)。
武器さばきがかっちょいい。そして他のどのキャラクターとも相性がいい感じ。
時には面白く、時には真面目に、客席いりじや
ネタ披露(これは毎回違う?今日は猿と物理の先生)などなど、
沙悟浄の安定感(とつっこみ)が舞台をひっぱってる感じでした。
そして猪八戒(藤田記子さん)の動き!道具さばき!
身のこなし、段差越えとか歩き方がほんと軽やか。音しない感じ。
みてて気持ちよかったです。
7年後に・・というシーンは、あれ実際言われたらつらいなぁぁ。。
楽しかったのは、信長(松村武さん)。
お、おもしろい。ボケがすっとツボに入ります。楽しい♪
それに対する沙悟浄のつっこみもナイスっ。
今回の舞台、冒頭に山崎樹範さんの一人開演トーク(?)が
あって、最初は、ん?ちょっと内輪ネタ系?と思ったりもしましたが、
崖の上のポニョのくだりとかかなりうけてしまいました(笑)
田舎へ泊まろうは、ほんとに出演される?
あとインパクト強かったのが姫(田端玲実さん)の
”しょーりゅーけんっ”や”なっとー!”、”サンクス!”といった数々の意味不明行動。
あれだけ堂々とみせてもらえると楽しいです!
そして猫ランチ!(佐藤恭子さん)。のそっとした猫の動きがいいっ!
幽霊になってダルマと孫悟空を入れ替えるシーンは見事でした。
あと、講談師役の方の、講談師の”後”のセリフの活舌が気持ちよかったっ!
ちなみに全員で何度もやってた指あげる「フィィィー」ってのは
何か今はやりのネタとかなのでしょうか?(テレビぜんぜん見ないのでわからない)
まわりではいびきをかいてる人もいらっしゃいましたが、
各シーンの描写がほんと濃密な感じなので、全部きっちり理解しようとすると
脳細胞が消費されて睡魔におそわれてしまうのかも。
シアターアプル、結構後方でしたが、かなり傾斜があるので
舞台がとっても観やすい。ここがなくなってしまうのはさみしいなぁーー。