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09/08/22 天翔ける風に@東京芸術劇場
2009年8月22日(土) 18:00
TSミュージカル 天翔ける風に
@東京芸術劇場中ホール
原作はドフトエフスキーの小説「罪と罰」。
その設定を帝政ロシアから幕末に、
主人公も女性にして書かれた
野田秀樹さんの原作「贋作・罪と罰」。
そのミュージカルがこの「天翔ける風に」。
主人公、三条英を香寿たつきさん。
才谷梅太郎(坂本竜馬)を山崎銀之丞さん。
その三条英(香寿たつきさん)が、
冒頭あまりにも早い展開であっけなく老婆を
殺してしまったため、ちょっとびっくりしてしまい
最初なかなか感情移入できなかったのですが、
じょじょに各登場人物にスポットが当たっていき
特に二幕は入り込んでいきました。
戸井勝海さんの歌声が響きまくり♪
気持ちいいー!
そして今拓哉さん、素敵!
すごく印象に残る溜水でした。
この二人の存在感と役どころが2幕で活きてました♪
竜馬(山崎銀之丞さん)がバッグにお金を詰めて
上に登らせているシーン。おもろいです。せっせとためていたんですね。
でもなんでお金が”円”なのー!?
(あと”ドア”とかいう言葉もちょっと唐突で違和感が・・)
平澤智さんのジャンプ力と俊敏さも素敵でした。
阿部裕さん、いいですねぇ。
ジャベールと同じとは到底思えないお姿がナイス。
最後。。あぁぁ。
旗を効果的に使い、殺陣も随所に盛り込まれているのですが、
アンサンブルさんの躍動感がちょっとバラけている感じに思えたのが残念でした。
カーテンコールで、今拓也さんの去り際に、
人差し指と中指揃えて額からキっときる仕草がめちゃかっこよかった!