09/11/07 劇団扉座サツキマスの物語ブログライター会見レポ
2009年11月7日(土) 13:00
劇団扉座 サツキマスの物語 ブログライター会見レポ
作・演出の横内謙介さんと出演者の皆さん。
温かい空気に包まれたアットホームな雰囲気が面白い会見でした♪
はじまる前にたい焼きいただきまして、食べてる私に
お茶を出してくださったのは鈴木里沙さん(上記写真中断左端)。
(ドリル魂の時のお弁当の歌や、メモリーズ4のおばちゃんキャラが
今でも脳裏にこびりついてます。今回はチームあまごでご出演)
さてこの公演名にもある”サツキマス”は、
鮭と同じように、川から海に出て、また川に戻ってくるお魚。
なんですが、面白いのは、同じサツキマスでも、
海に出ていくサツキマスと、海に出ず一生川にいるサツキマス(アマゴと呼ぶそう)に分かれるそう。
(これはサツキマスではありません。タイ焼きです。)
このあたりを、ふるさとに残る人、ふるさとを離れてまた帰ってくる人、
みたいな軸で描かれたのがこの舞台です。
このふるさとを離れて帰ってくるサツキマス(のような人)を演じるのが
伴美奈子さん。
役柄は、世界第3位!のプロビリヤード選手(三軒茶屋の古いビリヤード屋で特訓されてるそう)
そしてマネージャー役には累央さん。
ビリヤード場オーナーには近藤正臣さん。
(サツキマスという不思議な魚のネタを横内さんに提供したのも近藤さん)
今回の会見には衛生中継!?で声でご登場。
このあたりのノリも扉座、おもしろいです。
(左側で携帯持ってるのが横内さんで、その携帯の相手が近藤さん)
会見で釣り竿を披露(下の写真)していたのは、
釣り師の弟子役の犬飼淳治さん。
町役場の課長昇平役に有馬自由さん、
その友人役に菊池均也さん
(菊池さんは公演中に44歳に!?お若い!)
東京の大企業のサラリーマン(岡森諦さん)が
どう絡んでいくかも興味深いところです。
チラシに
故郷を出るあまごは志なんか持って海を目指すんじゃないと思う。
生まれた川に居場所がなくなって、
止むにやまれず、泣きながら川を下るんだ、きっと……
と書いてありますが、
ちなみに私も故郷大阪を出て今東京にいるわけですが、
記念受験したこっちの大学に受かってしまい、
就職で大阪で戻ろうとしたところ震災で希望部署が閉鎖、
でそれ以来、ずーっと東京在住の管理人です。
そういう意味で私も意志を持って海に出たサツキマスではないわけですね。
でも戻れる川があるというのはいいものです。
ちなみに川に戻ってこないサツキマスもいるんでしょうか。。。
すみません脱線しました。
それぞれの人生が、アマゴとサツキマス、田舎と都会などを軸に
”飛び込みの橋”、”ビリヤード”、”チームあまご”が
どうふるさと活性化につながっていくのか、
またそれを、どういうタッチで描かれていくのか、
それはぜひ劇場にて!
10年の構想を経た扉座の新作です。
12月2日から6日まで、@紀伊國屋サザンシアター。
あ、チラシの裏面にある写真、よーくみると出演者の方の若ーい時のお写真が!
(どなたかわかりますか?)
この魚もサツキマスではありません
(前回公演の百鬼丸で使われてた鮭!?)