おけぴ管理人の観劇感激レポ

ミュージカル「ZANNA ザナ」公開稽古レポ ミュージカル「オリバー」ゲネレポ
ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ 「4Stars」制作発表レポ
Google
 


おけぴ管理人が管理している"おけぴ"はこちら。観劇速報は管理人ツイッターから

10/03/12 7ストーリーズ稽古場レポ@青年座劇場

2010年3月12日(金)15:00
『7ストーリーズ』稽古場レポ

できたてホヤホヤの舞台装置を使った、
初めての通し稽古にお邪魔してきました!

まず、この舞台で目を引くのはその斬新な舞台装置。
そして、重要なアイテムとなるアパートの“窓”。
壁面を模した舞台装置が鎮座していて
「・・あれ?役者さんは一体どこで演技をするのかしら?」っと、
まず、見たこともない舞台装置に、早くも期待感で胸が高鳴ります!

役者さんが舞台に立つと、それはまるで、
ルネ・マグリットの絵から飛び出してきたような
なんとも言えない不思議な空間が生まれるのです!

つまり路上から彼らを見上げている感じになるんです。

平衡感覚を失ってしまいそうなこの感覚、
この斬新な舞台演出は、劇場で、是非“体感”してくださいね!

さて、そんな空間で繰り広げられる、男とアパートの住人とのやりとり。
部屋の窓が開くと同時に、その部屋の住人が出てきます。

自殺願望のある男を中心に、
カップルバトル、妄想癖のある医者、アーティスト夫婦、
結婚当日にも関わらず、これから待ち受ける結婚生活を嘆く男。。。。
壁面を、器用かつ優雅に飛び回る大家!?
そして老婆↓↓↓(声がまたいい!)

窓の開閉とともに展開される、それぞれの物語。

ちなみに、この舞台は平らではなく、
実は観客席に向けて傾斜がつけられています。
10度前後ほどの角度らしいのですが、
傾斜のある舞台を歩き回れるようになるまでは、
ある程度慣れが必要だったそうですよ。


カナダの代表的劇作家モーリス・パニッチによる
7つの部屋の住人たちが繰り広げる奇想天外なストーリー。

今回は、「文化庁芸術家在外研修の成果」と題し、
これまでに研修制度を経験したキャストやスタッフが結集して舞台に臨みます。
作品は、演出の小林七緒さんがカナダでの研修中に、
その演出現場に参加し、大いに影響を受けた作品。
出演者は、青年座の大家仁志さんをはじめ、
小森創介さん(演劇集団円)・柴田義之さん(劇団1980/クィーンズアベニューα)
石橋祐さん(トップコート)・山崎美貴さん(文学座)・三鴨絵里子さん(ラッパ屋)
という面々が劇団の枠を超えて、青年座劇場に結集!
(さらに声の出演で、オフィスまとばの千葉哲也さんも)

個性的なアパートの住民と、
それに翻弄される自殺願望の男とのシュールなやりとり。
最後に訪れる、男の運命とは。

稽古場横に貼ってあった衣装デザインもとても素敵でした!

見所がタップリ詰まった”窓”、
是非、青年座劇場に足を運んで“体感”してみてくださいね!

公演は3月25日(木)から3月31日(水)まで青年座劇場にて。


おけぴ稽古場取材班:ごまくりーむ  監修:おけぴ管理人


コメントを書き込む

お名前:
ホームページ: (なければ空欄で構いません)
コメント:

コメントの掲載について

コメントは内容を確認した上で反映されますので多少お時間がかかります。内容によっては、通知することなくコメントを受け付けないことがあります。ご了承ください。なお、もしエラーになるようでしたら直接 cs@okepi.jp にコメントをメールいただけると嬉しいです。










最近の観劇レポ

観劇レポ全一覧

おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

おけぴはこちら

RSS

送料
早見表