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10/05/19 明治座大奥稽古場レポ

2010年5月19日(水)
明治座 大奥 稽古場レポ

お稽古場に一歩足を踏み入れると。。。
そこは大奥!

最初拝見したのは、大奥の女性たちが、ひとりひとり
上様(徳川家茂)に "得意は茶の湯にございます"、
"得意は鼓にございます" と自己PRしていく場面。
なんとまーこれだけの和な、華やかな女性陣に囲まれて、
上様がとてもうらやましい!

っと最初は思ったのですが、拝見していくうちに、
いや、上様は大変だなと。
そしてそれ以上に大奥の組織ってすごいなと。

将軍家の子孫を絶やさないために何千人もの女中達が仕えた"大奥"。
完全住み込み制で一生奉公(位によっていろいろあったようですが)、
大奥で起きたことは一切他言NG。。。となると、まー想像しただけで、
それはもういろんなことが大奥の中で起きますよね。
陰謀、愛憎、嫉妬、裏切り。。。
今回の舞台は、この大奥の、激動の幕末を生きた女たちの想い、姿が描かれてます。

まずは浅野ゆう子さん演じる瀧山。
大奥総取締。
その名の通りのすごい存在感です!
私、この瀧山の存在感に、ほれました。
皆の前で見せる強い面にしびれ、
一方で徳川家定を想う心震えるような一面にグっときます。

天皇家から嫁いできた和宮役には安達祐実さん。
安達祐実さんの、かわいらしく強い和宮、キュンです♪
後ろ姿でお着物を引きずり去りながら、
ふっと振り向かれた時には、ドキュン。
"そのよーな悲しいこといわしゃりますな"
この声がまたいいのです。キュンキュン♪♪

その和宮が嫁いだ第十四代将軍家茂には金子昇さん。
和装が似合うかっこよさ!!
和宮のストレートな誘い文句が、胸をつきます。
政略結婚でありながら、仲睦まじかった家茂と和宮の夫婦愛にもご注目下さい。

家茂の生母役に多岐川裕美さん。
家茂を追って叫ぶシーンは、まさに迫真!
この場面での瀧山のセリフも耳に残ります。

笑いを巻き起こす名トリオ、大奥スリーアミーゴス
(鷲尾真知子さん、久保田磨希さん、山口香緒里さん)は、
今回稽古場を見学した場面ではあまり出番がなかったのですが、
3人並んでお稽古を見ておられるお姿がとってもいい感じ♪

瀧山が信頼している初島には中山忍さん。
瀧山とのシーンでは、瀧山・初島ともに眼差しが印象的でした。

徳川家定&僧侶の二役の羽場裕一さん、
家茂のお手つき女中に図らずともなってしまうおその役に松尾れい子さん
などの絡みもどうぞお楽しみに!

衣裳の見せ方も考えられていて、今日のお稽古でも
十分スケール感を感じましたが、ここにセット、衣裳、
照明、音楽などが加わってくると、ものすごいことになりそうです。

特に女性陣が舞台で身にまとう華やかな打掛けは、
それぞれの役柄に合わせて選ばれていて、
細部にまで凝った刺繍が施されたものや、
色箔で丁寧に描かれたものなども。
ぜひ各登場人物の着物に織り込まれた模様や色と
役柄を照らし合わせてご観劇下さい!
(今回のレポ写真の打掛はお稽古場用です。
本衣裳はぜひ劇場にてご確認下さい!)

また、お着物でのご観劇もいいかも。
明治座がまさに大奥となり、客席で、
大奥の一女中になった気分で観劇できると思います♪

豪華絢爛の女絵巻「大奥」。
公演は6月2日から27日まで、明治座にて!


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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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