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10/08/13 タン・ビエットの唄@東京芸術劇場中ホール

2010年8月13日(金) 19:00
TSミュージカル
タン・ビエットの唄
@東京芸術劇場中ホール

ターンビエーット♪
歌声に心から陶酔し、ストーリーにもどっぷりはまり、
心に熱くジンジンジンジンと響きわたるミュージカルでした!

舞台進行のテンポ感も気持ちよくて、
暗転が次のシーンの導入になっていて、
滝沢由佳さんのソロダンスであったり、
旗の群舞であったり(めちゃかっこいい!)、
主にシーンの幕開けがダンスナンバーだったりするのですが、
このダンスシーンの振付の多彩なこと!
二幕で、女性達が舟をこぐように「ヘイヤ-♪」と
歌いながらゆっくりと上手に去っていく場面が特に好き♪

そしてこのタン・ビエットの唄、キャストの歌唱力が半端じゃない!

まずは土居裕子さん。
土居裕子さんのティエン役は、ミュージカルファンなら
これは観ておかないと!と断言できるくらい素晴らしかった!
歌でないセリフも歌声のように響いてくる!
そして、セリフから音楽なしで歌いはじめる部分も多いのですが、
このアカペラな感じの部分がすっごくいい!
歌声が身体に染み入ってくるように陶酔できます。
さらに音楽が、生?と思うくらいタイミングが見事でした。

畠中洋さんの「もしも自由を手にしたなら」の歌い出しにも感動、
そして戸井勝海さんのゴク(僧侶)の歌声には、私の耳大開放!
歌声に揺さぶられた心の震えがまだ続いてます!

一幕はじめの方の宮川浩さんの堂々としたミン、
二幕のハイン吉野圭吾さんのあの叫び、
そして駒田一さんのビンは、あの二幕の5人の場面で
ビンが言った一言に、じわっと涙いたしました。

安寿ミラさん演じるフェイのあの行動には、
民族解放戦線の男達同様、なかなか彼女の心情が掴めなかったのですが、
そこは二幕後半、ぜひご注目下さい。

舞台は、そのフェイが、民族解放戦線だった男達と会い、
回想していく感じで展開するため、
”現在のフェイ(安寿ミラさん)”

”少女時代のフェイ(長尾純子さん)と姉ティエン(土居裕子さん)”
というふうに現在と過去が表現されるんですが、
現在のフェイと少女時代のフェイが入れ替わったり重ね合わさったり、
この描写方法が見事!
そして、ここでも土居裕子さんの演技の幅広さを改めて実感。すごいです。

また、棒を使ったダンスナンバー、赤い紐の使われ方、どでかい旗、
そして東京芸術劇場中ホールってこんなに奥行きあった!?と
思ってしまうくらい奥行きを感じたセット。
見所満載です。
ベトナム戦争のお話ですが、戦闘シーンよりも、
彼ら彼女達の心の中の戦いを中心に描かれていて、
その想いが、歌とダンスでジンジンと伝わってきました。

公演プログラムも500円。
(戸井さんの顔が半分しかみえない!)

公演は8月15日(日)までです!
前回公演時、見逃してかーなーりー後悔していた私です。
皆様もぜひお見逃し無く!


皆様からのコメント



色んな意味ですごい舞台でした。
皆さんの歌声もダンスも、なんて濃いんでしょう。
土居さんの歌声は本当に美しくて強くて心に響きますねー。
もっと東京でもロングランして欲しい、色んな人に見てほしい作品だと強く思いました。

初日、黄泉の国から石丸トート閣下もいらっしゃってましたが、あの方は畠中さんの舞台は皆勤賞です。 
こんなところにも私はまだ「ニュー・ブレイン」の名残を感じて嬉しくなるNBオタクの私です。

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おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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