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10/08/16 ファンタスティックストークイベント

2010年8月16日(月)11:30
ホリプロ創業50周年記念公演
亜門版ミュージカル
ファンタスティックストークイベント
@自由学園明日館(講堂)

人間味あふれるキャストと宮本亜門さんの愉快なトークで
講堂に集まった一般のお客さんも報道陣もスタッフも笑いっぱなし。
そして劇中の名曲”Try to remember”をみんなで歌ったりと、
とってもたのしいトークイベントでございました♪

鹿賀丈史さん、こんなにユニークな方だとは!

ミュージカル「ファンタスティックス」は世界中で50年以上も上演され、
史上最長ロングラン記録も打ち立てた”ミュージカルの原点”とも言える舞台。
宮本亜門さん演出のもと、2003年、2005年と上演され、
2010年は新キャストを迎えての再々演になります。

古いタイプのミュージカルではあっても、
こんなに長い時間を超えて愛されているのは、
その人間味あふれるところと、観た人を愛情に包むところだろう。
とお話された、演出の宮本亜門さん。


左が斉藤さん、右が亜門さん

若い恋人たちの爽やかなラブストーリーを主軸に、親と子の愛情など
"本当の愛は身近にある"ということを気づかせてくれる本作品。
家が隣同士の青年マット(田代万里生さん)と少女ルイザ(神田沙也加さん)。
二人はお互いを熱烈に恋していたが、父親同士(斉藤暁さん、モト冬樹さん)の
仲が悪く、両家の間には高い壁が建てられていた。恋は障壁があるほど燃え上がるもの。
ところが、実は父親同士は大の仲良し。二人の恋も承知。
二人の絆を深めるべく不仲を装っていたのだ!結果は上々。
後はうまく、仲直りをしてみせれば万事めでたしだったのですが...

↑↑この二人が親子役でございます↑↑
神田さんは亜門版ファンタスティックス初演を見たときからルイザ役に憧れ、
「6年越しの念願かなったりです!」と話すと、
「沙也加が、ルイザ役をやりたがっているのは知っていたけど、あくまでも
ここは実力の世界。オーディションをしたら沙也加が来ていて、相当稽古をして
来たんだろうな。と思いましたよ。」と亜門さん。


※左から鹿賀さん、田代さん、斉藤さん、宮本さん

↑↑田代さんと斉藤さんも親子役です↑↑
斉藤暁さんは2003年、2005年とルイザの父親役。
今度はマットの父親役に挑戦です。
「ミュージカルが苦手だったのに、この作品でミュージカルの虜になっちゃった。
歌っているととにかく気持ちいいーーーんです!お客さんがニコニコしているんです。」
観る人までも愛情でつつむ、あたたかい舞台だということが伝わって来ます。

この父親たちが相談をもちかけたのは流れ者のエル・ガヨ。
うさんくさげだけど、男の色香漂うジゴロ、それが鹿賀丈史さん♪

殺され役専門の天然ボケのモーティマー役には
お笑い芸人「カラテカ」の矢部太郎さん。
”死ぬ演技をする”というオーディションで見事選ばれたのだそう。
歌下手(うたへた)選手権にも出場したことのある矢部さんが戸惑いを隠せないでいると、
宮本さんに「歌では選んでない」と言われ会場爆笑。
「後でみんなで歌を歌んですよね?僕はどうすればいいんですか?」と訪ねると
モトさんが「マイクを離して歌えばいい」とアドバイス(笑)。
実際の歌のシーンでは、
矢部さん、一生懸命マイクを口から離して歌っていました。
でも、モトさんはもっと離していましたっ!!(笑)

注目したいのは、ミュージカル界のカリスマ鹿賀さんの大人な歌声と、
ミュージカル界の若手注目株、田代万里生さんのテノールヴォイス♪♪
ロマンティックなメロディーにのったお声を早く聴きたいです!

田代万里生さん、目が☆キラキラ☆キラキラ☆
姿勢の良さといい、長身を活かした着こなしといい、
話をしている鹿賀さんを見つめるまっっすぐな目といい、王子的オーラが漂ってます♪
純情なマットが恋をして、大人になって行く様子をどう演じてくれるのか
とーっても楽しみ!

舞台上にも客席をしつらえ、最小限の小道具と紙吹雪
そして名曲の数々で観客を包む演出。
再々演のこの機会に観たことがない人も、観たことがある人も♪
モトさんや斉藤さんのようにミュージカルは
ちょっと苦手と思っていた方も虜にするおすすめの舞台です。

2010年10月9日(土)~31日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて(公演紹介HP)
2010年11月20日(土),21日(日)には梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(公演紹介HP)にて。

おまけ:

父親役のモトさんの汗をふいてあげる神田さん。
モトさんは小さい頃から神田沙也加さんを知っているため、
神田さんを見る目がすでにお父さんのよう!
ちなみに、劇中でウェディングドレスやタキシードを着用する
シーンはありませんので予めご了承下さいませ。



おけぴ取材班:nats & おけぴ管理人  写真撮影:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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