10/09/10 ハーパー・リーガン@パルコ劇場
2010年9月10日(金)19:00
ハーパー・リーガン
@パルコ劇場
ラストシーンの現れ方がとても素敵でした♪
あれはあぁいう意味なのかなーと
いろいろ考えながら、ゆったりと味わえるラスト!
冒頭からの展開は、とっても静寂な雰囲気で、
まさに静寂が客席を支配してる感じ。
ハーパーリーガンという一人の女性の自分探しの旅の話ということは
事前にわかっていたのですが、自分探しというよりは、
家庭や仕事でいろいろ問題を抱えた彼女が、2日間家出をして、
心の殻を破り。。。そして。。。。。。みたいな印象でした。
一幕途中から徐々に動きが出てきて、立ち飲みバーでの
小林聡美さんと福田転球さんとのやりとりは、かなり衝撃。
そこからのハーパーリーガン(小林聡美さん)の行動は、
いやー、なかなか、すごいです。
ちなみにこのバーの場面で福田転球さんのセリフが、
公演プログラム(このプログラムの装丁も
台本っぽくていい)で演出の長塚圭史さんが
書いてた言葉にリンクしてきますね。
山崎一さんの二役にちょっと混乱しましたが、
別人!?と思えるくらい、背の高さや姿勢も違ってみえました。
小林聡美さんは、しぐさや雰囲気から、
この舞台の設定にとてもあってるなーと思ったんですが、
それにしてもあの行動は。。。えーーー!?でございますよ。
後半の娘役の美波さんとの親子の対話シーン。
こういう場面、なにげに私好きなんですよね。
素の会話っぽい流れとあの間が、なんか心地いい。
美波さんは、声もいいですね。
ラストシーンでパジャマ姿で目をこする場面が実にかわいかった。。
ところでそのラストシーンで、山崎さんが話してる中、
小林さんが一言だけ話したのは、セリフフォロー?
立方体のセットの使われ方が面白いです。
ラストシーンの現れ方はもう一度観たいくらい。
間宮祥太朗さん、いい男でございました!