11/07/10 ミュージカル「嵐が丘」ゲネレポ@赤坂ACTシアター
2011年7月10日(日)13:00
オリジナルミュージカル「嵐が丘」ゲネレポ@赤坂ACTシアター
舞台の上に交錯する、愛と憎悪!
純愛、エゴ、すれ違い、誤解・・ひたすらに「愛する想い」を、
オリジナル音楽(倉本裕基さん)の切ない旋律に乗せて描くミュージカル「嵐が丘」。
物語の舞台はイングランド北部のヨークシャー地方に広がる荒野。
幼いころからお互いを「魂のかたわれ」と認め、愛し合っている
キャサリン(安倍なつみさんと平野綾さんのWキャスト。
今回のゲネは安倍キャサリン♪)とヒースクリフ(河村隆一さん)。
愛と憎悪に引き裂かれるヒースクリフ・河村隆一さんの歌声が響きわたります♪
孤児(子役)から、ヒンドリー家でのキャサリンとの日々、その後・・・
というヒースクリフの心情、表情、ルックスの変化もお楽しみに!
衣裳が何度も変わり、キュートな娘時代から
しっとり大人の女まで魅せるキャサリン・安倍なつみさん。
ちなみにもう一人のキャサリンの平野綾さんは、
超人気声優さんで今回が舞台初挑戦!
平野キャサリンもとても観てみたくなっている私管理人です。
そんな奔放な魅力のキャサリンに惹かれて行くエドガーは、
一途に恋する様子がとっても似合う山崎育三郎さん!
うたた寝のお姿も素敵!
起きた!
この起き方も素敵!
このエドガーの妹イザベラ(荘田由紀さん)はヒースクリフに惹かれて・・。
絡み合う4人の心。
交錯する想いを乗せて歌う4重唱が、悲しくも美しいです♪
StudioLifeの岩崎大さん演じるヒンドリーの小物っぷりにもご注目下さい!
世界文学史に残る傑作小説の舞台化・・・と言うと、
少し「とっつきにくそう?」と思われるかもしれませんが、心配はご無用です!
日本語によく合う、悲しく美しい旋律に乗せて歌われるナンバーは歌詞がとっても聞き取りやすく、
さらに杜けあきさん演じるネリーが狂言回しとして物語をとってもわかりやすく語り、
その深い歌声が舞台をぐぐっと引きしめます!
慈愛と悲しみに満ちたまなざしで物語を見つめる杜けあきさん。
キャサリンの父・アーンショーを演じた上條恒彦さんと
ヒースクリフの子供時代を演じた子役さんとの場面にもジーン。
子役さんも可愛くって、簡単に人を信用しないヒースクリフのキャラが出てます!
シンプルな舞台だからこそ、登場人物の心情を表わす「音楽」が切なく美しく響きます♪
山崎育三郎さんの甘い歌声にはキャサリンでなくても、ついふらっと行ってしまうかも♪♪
オーケストラは生オケです♪(どこで演奏してるかもお楽しみに!)
演出は文学座のヒットメーカー西川信廣さん。
脚本は"自転車キンクリート"主宰の飯島早苗さん。
<あらすじ>
イングランド北部ヨークシャー地方。
激しい嵐が吹き荒れるある日、
荒野にそびえ立つ「嵐が丘」と呼ばれる邸に主人のアーンショウが旅先から一人の孤児を連れ帰った。
アーンショウは息子のヒンドリーと娘のキャサリンに、孤児をヒースクリフと名づけて家族の一員に加えると宣言。
ヒンドリーはヒースクリフを憎悪し、ことあるごとに虐待した。
しかし男優りのキャサリンはヒースクリフとよく遊び、荒野の丘に登っては夢を語り合った。
ヒースクリフにはキャサリンの存在が心の支えだった・・。
程なくしてアーンショウが病死。当主となったヒンドリーの放蕩三昧に家運が傾きを見せた頃、
裕福な隣家リントン家のエドガーに求婚されたキャサリン。
ヒースクリフと別れることはできないと悟るキャサリンだが、
彼女がエドガーを愛していると誤解したヒースクリフは絶望し嵐が丘から姿を消してしまう…。
愛と憎しみのぶつかり合い。
純粋すぎる想いが悲しみを呼ぶオリジナルミュージカル「嵐が丘」は、
7/11-24まで赤坂ACTシアターにて、
7/27-31まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。
豪華内容のアフターイベントデ―も要チェック!
チケット3枚で舞台写真がもらえるスタンプラリー企画も実施中!
おぉぉ!?
<赤坂ACTシアターHP>
<梅田芸術劇場シアター・ドラマシティHP>
おけぴ取材班:mamiko、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人