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11/07/14 プロ野球千葉ロッテvs西武ライオンズ観戦レポ@QVCマリンフィールド

2011年7月14日(木) 18:00
プロ野球公式戦
千葉ロッテマリーンズ vs 埼玉西武ライオンズ観戦レポ
(内野SS席)
@QVCマリンフィールド

おけぴ野球観戦部隊の、スタッフ米山と吉田が球場に繰り出しました。
本日は、隊員を代表して吉田がレポートさせていただきます。

晴天の7月14日17:30頃、海浜幕張駅に到着。
100円送迎バスで球場までの道すがら、車窓から垣間見えるのは地震の爪痕でした。
歩道橋に数十センチの段差ができているのを発見し驚きましたが、
車内は野球観戦を楽しみに高揚したファンの熱気で充満しています。
プロ野球を見れることの喜びを改めて実感し、自然と笑顔が湧き上がってきました。

球場に足を踏み入れる瞬間は、いつも興奮してしまいます。

通路を抜けた先に忽然として目に飛び込んでくるのは、
大パノラマで広がる緑のグラウンド、
ぐるりと取り囲んだ傾斜のあるスタンド、そして大きな空です。
演劇の幕開けに似て、これから起こることを期待し気分は晴れ晴れとし、
その瞬間日々の煩わしいこと
(図書館に本を返さなきゃとか、新しい靴下買わなきゃとかまでも)
を一切忘却し、まるで少年期に感じた球場の興奮をそのままに、
急ぎ足で自分達の座席へ向かうのです。

今回はバックネット裏の内野SS席!
バッターボックスが近く、打球も目で追いやすい絶好の位置です。
試合中「贅沢な席だねえ」と、ことあるごとに隣の米山へ報告。
その都度「ねえ」と米山。


やや望遠してますが、銀仁朗がこれだけ近い!

テレビで観る野球と、球場で観る野球とでは、
全くの別物と言ってもいいくらい観戦態度が変わってきます。
球場に行けば、選手本人が今まさにそこにいて野球をやっています。
選手達の肉体は元々が大きい上に鍛え抜かれており、
云わば超人のような存在感です。
それが躍動し、しのぎを削る攻防を披露してくれるのを目の当たりにすれば、
誰しも魅了されるに違いありません。


ボールボーイは大事なお仕事。おかげで試合がスムーズに進行します。

子供たちに将来の夢を聞けば「プロ野球選手」と答えるのも、
選手たちが格好良いからに他なりません。
人間の本能が、彼らの格好良さを肯定してしまうのでしょう。
そして、スタンドには風が吹き、歓声が轟き、
僕はカツカレーを食べ、思わず絶叫して声をからし、
たまに可愛い売り子さんを目で追い、
トイレに立っていい場面を見逃し、
お菓子を買いに行っていい場面を見逃し、
ともかくも興奮と邪念を全身で感覚しながら楽しむことができるのです。

野球が苦手な人にその理由をじっくり問うてみると、
大抵の場合は幼少期に父親が野球中継で
テレビを占領していた過去が浮かび上がって来ます。
夜のスポーツニュースでは、
さっき見た試合結果を別のチャンネルでまた見ている様子に辟易しているのです。


カメラマンさん達は決定的瞬間を逃しません

野球結果のハシゴは僕自身もやってしまうことなので反省しなくてはなりませんが、
野球が苦手な人は必ずしも野球というスポーツそのものに対して
文句を言っているわけではないようなのです(そんな場合もありますが・・・)。
一度スタジアムで本物の野球を見れば、その快感を知ることができます。
まるで野球に縁の無い実家の母を思い浮かべ、
あるいはアンチですらある友人のことを、
一度でいいから球場に無理矢理連れて行くべきだと、
そんなことを思っているところで、ふと思い出しました。
これを忘れてはいけません。
ロッテの試合で僕は必ず「ロッテ コアラのマーチ」を購入します。

余計な話が長くなりました。
ロッテは小林敦投手、西武は帆足和幸投手の先発。


小林敦投手です


こちら帆足和幸投手です

序盤、ロッテのカスティーヨ選手のタイムリーで1点が入りますが、
以降は両チームとも0点が続きます。

さて、どことなくユーモラスな名前のホセ・カスティーヨ(ベネズエラ出身)は、
大リーグでも活躍していたなかなか優秀な選手で、
昨年は横浜ベイスターズに所属し今年から千葉ロッテでプレーしています。
日本にやって来る助っ人外国人選手には、大きく分けて二つの分類があります。
真面目に日本の野球に取り組み好成績を残す上に、
日本の社会、日本のファンに対して勉強熱心なタイプ。
もう一方は、口からでまかせホラでも何でも自分を大きく見せて、
いざ蓋を開けてみるとさっぱり活躍せずに、とっとと去って行ってしまうタイプと。
このツータイプのどちらが魅力的かと言えば、どちらも魅力的なのです。
いずれにしても裸一貫この島国にやって来て、
腕一本、バット一本で生計を立てようと言うのですから大したものです。
カスティーヨは横浜でチラホラ、エラーをやらかす選手でしたが、
一方で「守備ならどこでも守れる」と豪語しており、
実際投手と捕手以外ならできるそうなのですが、
若干の眉唾を感じないでもありません。
そこがこの選手のおもしろいところで、
打席に立つ背中を見ていると、つい応援したくなります。

試合は投手戦。ロッテ新人の小林投手が、西武の帆足投手に投げ勝ちました!
千葉ロッテ 2-1 西武ライオンズ

自分の年齢を省みると、プロ野球選手で言うところの、もうすっかりベテランの域。
そろそろ引退を考えなくてはならないところに来ています(考えなくていいのですが)。
だからでしょうか。このところ若い選手の活躍が嬉しくて仕方ありません。
これからのプロ野球が益々おもしろくなりますように!
今年もまだまだ球場へ足を運ばなくてはなりません。


おけぴ野球観戦部隊&撮影:吉田、米山 監修:おけぴ管理人


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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