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11/07/21 ミュージカル「ドラキュラ」オーストリアグラーツ版製作発表レポ

2011年7月21日
ミュージカル「ドラキュラ」オーストリアグラーツ版製作発表、囲み取材レポ

開始前から、ドラキュラの音楽が会場に流れ、
ワイルドホーンの音楽が大好きな私管理人はこの時点で気分高騰!
音楽、めちゃいいっ!

会場の天井ライトが不規則に消えては点いて…と思ったら会場真っ暗に。。
そしてスポットライトが当たった先に、いらっしゃいました!
性別を超えた、ゾゾゾッとするような空気を纏って和央ようかさんがお一人でご登場。

この心地よい非現実感!
歌もいい!!
雰囲気抜群!!

ミュージカル「ドラキュラ」オーストリア・グラーツ版は、日本初上演!
その主役のドラキュラ伯爵になんと女性を!和央ようかさんを大抜擢した日本の「ドラキュラ」。
世界初女性ドラキュラ伯爵誕生のために、
フランク・ワイルドホーンさんが書き下ろした
新曲『I HAVE A CHOICE』で始まった今回のドラキュラ製作発表♪
素敵すぎるオープニングでございます。

続いて、”いけないと思いながらも惹かれてしまう”ミーナ役の花總まりさんの歌。
控えめでいて、自分の中の熱い想いを歌う花總まりさんに…再びゾクゾク!!色っぽいっ!

音楽は『ジキルとハイド』、『ルドルフ ザ ラストキス』等
素晴らしいミュージカル曲を次々と生み出しているフランク・ワイルドホーンさん♪
会場で紹介された動画メッセージの中で
「たかこ(和央ようかさん)の歌はとてもソウルフルなんだ!
この舞台がscaryで、sexyで、ちょっとdangerousそしてnewであって欲しい!」
とにこやかに語っておられました。
(この舞台を本当に楽しみにされていることがよくわかる素敵なメッセージでした♪)

和央ようかさんの素敵なマントさばき!

左から、演出家の吉川徹さん、鈴木綜馬さん、花總まりさん、和央ようかさん、安倍なつみさん、小西遼生さん。
「ドラキュラ」の恐ろしくも耽美な世界に必要なビジュアルがあるとしたら、
それはカンペキに揃っています!

驚きましたのは、演出家の吉川さんまでお衣装が雰囲気たっぷりなこと!
そこまで、物語の世界観を大切にされている製作発表に胸を打たれた管理人です。

小西遼生さん、お衣装が…似合い過ぎです。
ものがたりの最初にドラキュラ伯爵を訪ねてくジョナサン・ハーカー役。
ドラキュラに恋人ミーナをとられてしまうため「さみしいですよ」
と囲み取材にて語っておられました。

鈴木綜馬さん”のお名前があると安心するというミュージカルファンは多いと思います。
今回、綜馬さんはドラキュラ伯爵を退治するヴァン・ヘルシング教授役。
製作発表中の他キャストへの気遣いや、やさしい眼差しがとても印象的でした。
「”愛”といえば気高くて崇高なものだけど、”愛する”ことになると喜びだけではなくて
くるおしいほど切ない気持ちだったり、残酷な部分があったりねたんだり…
色んな感情がうずまく。そんなことが全てが入っているのがこのドラキュラという作品な気がします。
人間味とスピリチュアルな存在とのコントラストの出る作品となるよう、
奥の深いドラキュラになるようにがんばります。」と渋く素敵なお声で話される綜馬さん♪

現在、「嵐が丘」@赤坂ACTシアターに出演中の安倍なつみさんはルーシー役。

「何不自由なく育って来た自由奔放で破天荒で派転校なところもありながら、
かわいらしい女の子なのですが、
ドラキュラ伯爵に翻弄されながらどんどん変わって行くというハードルの高い役を
やらせてもらうということで、吉川さん演出のもと稽古場では裸になるぐらいの気持ちで、
すべてさらけ出して一生懸命演じて行きたいと思っています。」と話すかわいい安倍なつみさん♪

最後に、囲み取材から、
元宝塚歌劇団宙組にてトップを組んでいらした
和央ようかさんと花總まりさんのコメントをご紹介しておきましょう。

和央ようかさん>
「普通の男優さんに出せないもの、普通の女優さんに出せないもの、
宝塚を経て5年たった私だから出せるものがあったらいいなと思います。」
「世界初の女性(ドラキュラ伯爵)と言われていますが、男とか女とか考えないで、
ああいうドラキュラ伯爵がいたらいいね。
もう一度会ってみたいねと思っていただけるような
ドラキュラ伯爵像を描き出せたらなと思っています。」

花總まりさん>
「わかってはいても惹かれてしまう、
ソウルメイト…魂の結びつきを感じながら演じたいと思います。」

なお、この製作発表の様子はにこにこ動画のタイムシフト予約でご覧になれます

東京公演は2011年8月20日(土)から9月11日(日)まで東京国際フォーラムCにて、
大阪公演は9月15日(木)から18日(日)まで梅田芸術劇場メインホールにて!
公式ホームページはこちら

作曲:フランク・ワイルドホーン
脚本・作詞:ドン・ブラッククリストファー・ハンプトン
翻訳:常田景子
演出・訳詞:吉川徹

<出演>
和央ようか:ドラキュラ伯爵
花總まり: ミーナ
安倍なつみ:ルーシー
小西遼生: ジョナサン
上山竜司RUN&GUN):ジャック
矢崎広:アーサー
小野田龍之介: レインフィールド
松原剛志 :クインシー
鈴木綜馬:ヴァン・ヘルシング

谷川達也神谷直樹宮田祐也:ヴァンパイア
堂ノ脇恭子杵鞭麻衣坂本法子森実友紀安室夏折井理子
池田紳一武井基治安倍康律

<注目> おコンサートで素敵な歌声を聴かせてくださった武井基治さんもご出演です!

p.s.
和央ようかさん、全身黒のお衣装ですが、実はアイシャドー、ネイル、そして目の色だけ
深い青緑色にされていました。マントの様なお袖の衣装、その布さばきの美しいこと。
こういう自然な所作の美しさと大胆さは元宝塚トップスターのなせる技ですね!


おけぴ取材班:nats、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人


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もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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