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12/08/05 Dステ11th「クールの誕生」稽古場レポ

2012年8月5日(日)15:00
Dステ11th「クールの誕生」稽古場レポ


話の7割は「笑い」です!!
あのD-BOYSが、50年前の「モーレツ・サラリーマン」に変身!?
熱くてちょっとオマヌケなサラリーマン・コメディ、
Dステ11th「クールの誕生」の稽古場にお邪魔してきました!

(左から三上真史さん、牧田哲也さん)

“本気の演劇”に全力投球する注目の俳優集団 D-BOYS が今回演じるのは、
高度経済成長の時代を一直線に駆け抜けたサラリーマンたちの物語!
脚本は、鶴屋南北戯曲賞受賞後初の書下ろしとなる鈴木聡さん、
そして演出はミュージカル演出の第一人者、山田和也さん!

脚本が演じる各キャストの個性に合わせて「アテ書き」されているからか、
のびのびと、まるでサラリーマンという「もう一つの人生」を楽しむように演じているD-BOYSのみなさん。
ボケとツッコミの応酬や、クスリと笑わせるしかけもたっぷり!!

物語の舞台は1960年代。
所得倍増計画、新幹線や東名高速道路の開通、念願の東京オリンピック。
誰もが「今日よりもっといい明日がある」と信じて、一心不乱に働いていたあの頃。
まだ「ビジネスマン」なんて言葉は一般的ではなく・・
そう、彼らには「サラリーマン」という言葉がよく似合うっ!


なんでも屋の弱小商社・東京堂物産の若手社員、安達&岡田を演じるのは三上真史さんと牧田哲也さん。
上司のイヤミや無理難題にもめげず、
がむしゃらに働く“ウブで一途な下っ端サラリーマン”を力演!

シチュエーションに合わせてクルクル変わっていく表情がなんとも魅力的な
三上真史さん(Eテレ「趣味の園芸」にナビゲーターとして出演中の“園芸男子”!)。

シャツ&ネクタイの着こなしもバッチリ、クールな表情がカッコいい牧田哲也さん。
物語では、キャバレーのホステスへの淡い恋心も・・


鈴木裕樹さんと加治将樹さんが演じるのは、ライバル関係にある中堅社員・矢部&森本。

(左から鈴木裕樹さん、加治将樹さん)

互いの部下である安達と岡田も巻き込んで、激しい昇進争いを繰り広げる二人!
緊迫した掛け合いシーンは二人の息もぴったりで、
見ているこちらがドキドキしてしまうほどでした。

「デキる男」のお手本のような“伝説のサラリーマン”、塙(はなわ)を演じる柳浩太郎さん。
その佇まいから醸し出される雰囲気はとってもミステリアス!
会社浮沈のカギを握るキーパーソンになる予感が!


そして、この日取材したシーンへの登場はありませんでしたが、
D-BOYSから山田悠介さんと堀井新太さんもご出演です!


台本の中にある言葉の意味やイントネーションを何度も確認したり、
言い方を少しずつ変えてみたり……

(鈴木裕樹さん)

稽古場を拝見していて、全員で芝居を創り上げている感じがとても伝わってきました。

(演出・山田和也さんの指導を食い入るように見つめる牧田哲也さん)

(自分の動きを念入りにチェックする柳浩太郎さん。真剣です)


セリフの中には音楽や商品、有名人など、当時の懐かしい風俗が盛りだくさん!
D-BOYSファンの方はもちろん、あの時代に青春を過ごした世代の方々にもオススメです。
逆に当時を知らない方は、現代とのあまりの違いにびっくりするかも!?

(加治将樹さん)

「個性重視」なんていわれる時代だからこそ、
「フォア・ザ・チーム」の精神で、なりふり構わず突っ走ろうとするサラリーマンたちがカッコよく見える。
現代の若者が、日本のめざましい成長を支えた世代に捧げる讃歌ともいえるこの舞台!
接待工作の成否と弱小商社・東京堂物産の行く末はいかに!

抱腹絶倒のストーリーと、D-BOYSのエネルギッシュ&コミカルな熱演、
そして、あの時代に流れていた“超ポジティブ”な空気から元気がもらえそうです!


<公演情報>
Dステ11th「クールの誕生」
脚本:鈴木聡
演出:山田和也
出演:柳浩太郎、鈴木裕樹、加治将樹、牧田哲也、三上真史、
山田悠介、堀井新太(以上D-BOYS・順不同)
/三鴨絵里子、俵木藤汰、弘中麻紀、永井秀樹

(手前は村田部長役の俵木藤汰さん。フレッシュな若者たちをガッチリ支える存在感♪)

大阪公演 森ノ宮ピロティホール 2012年8月25日(土)〜26日(日)
東京公演 紀伊國屋ホール 2012年9月4日(火)〜10日(月)
     PARCO劇場 2012年9月12日(水)〜17日(月・祝)

<あらすじ>
舞台は1960年代。裏銀座にある弱小商社「東京堂物産」の社員たちは、
来年に控えた東京オリンピック用のグッズ販売の権利を得ようと必死だった。
隣接するグランドキャバレー「COOL」で、あの手この手で取引先を接待するのだ。
若手社員・岡田清(牧田)と安達裕人(三上)もそんな狂騒に巻き込まれる。
二人は伝説のサラリーマン・塙(柳)に導かれるようにたくましく成長してゆくが、
やがて派閥争いに巻き込まれ、ホステス・美枝子(三鴨)を巡る恋に翻弄され、同期の友情にひびが入る。
そして訪れる東京堂物産の危機に、二人はもう一度手を取り合って立ち向かうことになるのだが・・。

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現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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