おけぴ管理人の観劇感激レポ

ミュージカル「ZANNA」稽古場レポ 「3150万秒と、少し」稽古場レポ
ミュージカル「アンナ・カレーニナ」囲み&公開リハーサルレポ 13/02/10 DIAMOND☆DOGS「MOON LIGHT」@博品館劇場
Google
 


おけぴ管理人が管理している"おけぴ"はこちら。観劇速報は管理人ツイッターから

12/08/16 ユーミン×帝劇「8月31日~夏休み最後の日~」制作発表レポ

2012年8月16日(木)14:00

ユーミン×帝劇「8月31日~夏休み最後の日~」制作発表レポ

101周年を迎えた帝国劇場に、デビュー40周年のユーミンが初登場!
この秋最大の話題作の一つ、
ユーミン×帝劇「8月31日~夏休み最後の日~」の制作発表にお邪魔してきました♪

サーカスと共演した「SHANGRILA」をはじめ、さまざまなエンターテイメント・ショーにチャレンジしてきた
ユーミンこと松任谷由実さんですが、今回挑むのは、演劇とのコラボレーション!

ユーミンを語る上で欠くことのできないパートナー、夫の松任谷正隆さんが描く切ない純愛物語と
ユーミンの忘れられない名曲の数々が融合!
今までに観たことのない魅惑的な舞台が、演劇の殿堂・帝国劇場で繰り広げられます!!


脚本・演出を手がける松任谷正隆さん。
コンサートの演出では30年以上のキャリアがありますが、意外にも芝居の演出は初めてとか。
「コンサートでもなく、芝居でもなく、そのどちらでもあるようなもの。
そしてミュージカルでもない。
観終わった後に、何を観たんだかわからないけど、一つのストーリーが見えたな、
というものができればいいなあと思っています」


「正直言って自信はありません」と謙遜する正隆さんに、ユーミンは
「自信がないという演出家を差し置いて、私はもう勝ったようなもの」
早くも勝利宣言!? 会場を笑わせます。
「役者の方々の力と音楽の力を合体させて、お客さまに<純愛>という名の
素敵な催眠術をかけたいと思っています」

帝劇には、子どもの頃からたくさんの思い出があるというユーミン。
「小学校の高学年のときに、前田美波里さんを一目見たくて
『風と共に去りぬ』を観に来たのが初めての帝劇体験。
楽屋で出待ちもしました。結局サインはもらえなかったんですけど。
お屋敷が火に包まれたり、本当の馬が出てきたり……
帝劇のスペクタクルなイメージが心の中に残っています」

今回は<純愛物語の案内人>として登場するユーミンですが……
「スポーツ紙に『ユーミン女優デビューか』と書いていただきましたが、
残念ながら演じはしません(笑)。
舞台の流れに沿って、歌を歌います。
多作なもので、シーンを膨らませるに足る曲がさまざまありますから、
新しい気持ちで歌って、より舞台を立体的にしていきたいと思っています」

由実さんの位置づけについて、正隆さんは
「由実さんには<女ヒッチコック>をやらせたかったんです。
見えないところにいる、みたいなね。
看護婦をやるシーンもあるんですよ。コスプレ、かな(笑)。
あまり無理があったらやめますが(笑)」
ナース・ユーミン!? これには由実さんもびっくり。
ユーミンがどのように登場するのか。これも舞台の見どころの一つです!


吉沢さん演じる一彦の元カノ、千佳を演じる貫地谷しほりさん。
一彦が交通事故で重傷を負ったことをきっかけに、かつての恋人の脳内世界を旅します。
「稽古中に由実さんの曲を流しているのですが、
それを聴いているだけで胸がいっぱいになります」

最近は特に「海を見ていた午後」をリピートしているという貫地谷さん。
「由実さんの曲は、『当時はあの曲がかかっていたな』と、思い出を連想させてくれる。
今回も、お客さまに何かを感じていただけるような演技をしたいと思っています」


吉沢悠さんが演じる一彦は、ご本人の説明によれば「優柔不断な男」とか。
「きっと女性は<だから男ってだめなんだよね>と思うんじゃないかと思います」

「ミュージカルでもライブでもなく、芝居と音楽が一体になるという
とても難しい世界観に挑戦するわけですが、
本読みをしただけでも、
音楽と演技の世界観が一緒になるとこんなに素晴らしい空気ができるんだ、
ということを強く感じました」


一彦の「元・元カノの役」を演じる陽月華さん。
「一言で言うと<嫌な女>。
今までにあまり経験のないような役なので、私にとっては挑戦です」

「<こんな女が私の彼氏につきまとっていたら嫌だな>
って思っていただけたら成功かなと思っています。
観に来ていただく皆さまの心に、優しい気持ちだったり切ない気持ちだったり、
いろいろな色の気持ちが残る舞台になるようにがんばります」


そして最大の注目は、ユーミンが舞台でどんな曲を歌うのか!? ですが、
「秘密です。曲を言っちゃうとつまらなくなっちゃうので」
と正隆さん。
記者の「タイトルが<夏休み最後の日>なので、夏っぽい曲?」という問いには、
「あ~、甘いな!」
と一言。会場は爆笑!!
「今考えているのは15曲か16曲。なじみのある曲も、コンサートであまりやらない曲もあります」
曲目は、舞台本番のお楽しみ、ということにしておきましょう!

エンターテイメントの新たな境地を果敢に切り拓いてきたユーミンが、
今度はどんな表現を見せてくれるのか!? 期待に胸が膨らみます。
時代を映す鏡、ユーミンの新たなる挑戦。この秋注目の舞台です。
ぜひ帝劇でご堪能ください!


<公演情報>
10月7日(日)から31日(水)まで 帝国劇場にて。
詳しくは、公演HPをご覧ください。

<あらすじ>
8月31日、交通事故で重大な怪我を負った一彦。
そこへ1年前に別れたはずの千佳がなぜか呼び寄せられる羽目に。
千佳は意識不明の一彦の夢の中に入ることを決意。二人は一彦の脳内で再会をする。
二人は記憶の中を旅をし、同じ時間をまったく違う思いで すごしてきたことに愕然とする。
小さな誤解が誤解を生み、疑惑は膨らみ、ついには真実をも曲げてしまうことを知った千佳は、
再び一彦とやり直そうと決意するが・・・。

<スタッフ>
脚本・演出:松任谷正隆

<出演>
松任谷由実
貫地谷しほり
吉沢 悠
陽月 華
入絵加奈子
伊藤明賢
細見大輔
小澤真利奈


この作品にちなんだスペシャル・カクテル!
(公演中、帝国ホテルの本館1階バーで提供)
その名も「Memory(遠い日の思い出)」。
まるでユーミンの曲のタイトルのような素敵なネーミングですね♪


おけぴ取材班&撮影:hase 監修:おけぴ管理人


コメントを書き込む

お名前:
ホームページ: (なければ空欄で構いません)
コメント:

コメントの掲載について

コメントは内容を確認した上で反映されますので多少お時間がかかります。内容によっては、通知することなくコメントを受け付けないことがあります。ご了承ください。なお、もしエラーになるようでしたら直接 cs@okepi.jp にコメントをメールいただけると嬉しいです。










最近の観劇レポ

観劇レポ全一覧

おけぴ管理人プロフィール
名前:山野上 寛
mail:cs@okepi.jp
出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

おけぴはこちら

RSS

送料
早見表