12/09/12 観る朗読劇「100歳の少年と12通の手紙」多田直人さん×柴田理恵さん ゲネプロレポート
2012年9月12 日(水)15:30
音楽×ダンス×朗読 観る朗読劇「100歳の少年と12通の手紙」
多田直人さん×柴田理恵さん ゲネプロレポート

音楽、肉体、そして声。
シンプルで、力強い表現で語られる少年オスカーの12日間の物語。
「神様へ 僕は、今日100歳になりました 」
生と死という重いテーマ。
けれども決して感傷的にならない、どこまでも光る誠実さが印象的。
観終わった後に残るのは「哀しみの涙」ではなく、
「今日からの日々を愛しんで生きて行こう」という前向きな気持ちです!


(写真上:多田直人さん 写真下:柴田理恵さん)
1日に10歳の歳をとる少年・オスカー。
“1日を10年と考える”
“神様に1日1通の手紙を書く”
病院ボランティアのローズさんの、こんな提案から始まった彼の新しい人生。
手紙を書き始めて2日目、
10代の思春期を迎えた彼が経験する初めての恋。
20代で結婚し、30代で芽生える責任感、
そしてクリスマスの日の小さな冒険・・。
病院のベッドの上で「普通」の人生を味わっていくオスカーの言葉が、
観る者の心に優しく沁み込んでいきます。

そんなオスカーの傍らにいつも寄り添っている影のような存在が、
ダンサーの中島周さん。
オスカーの喜び、哀しみ、そして確実に迫りくる“死”。
中島さんのダンスから、何を感じ取るのかは観客一人一人にゆだねられます。




(肉体の表現を追求した中島さんのパフォーマンスは必見!)
ピアノ演奏と、不思議な感触のヴォイス・パフォーマンス、
そして中島周さんのダンス(振付は平山素子さん)が、
朗読者ふたりの声を包み込む、独特の空間。
張り出した舞台を客席がぐるりと取り囲むようなグローブ座での公演、
2階、3階席も、朗読者の息づかいまで聞こえてきそうな距離感です!

またこの公演の宣伝イラストは、人気絵本作家・酒井駒子さんによるもの。
劇場ロビーでは、酒井さんのイラストが使われたキーホルダー(¥800)や、
ポストカードセット(¥500)などがチャリティーグッズとして販売されています。
グッズの売り上げの一部は、日本にこどものホスピスを作るための活動をしている
特定非営利活動法人NPO 生きるちから「VIVACE(ビバーチェ)」に寄付されるとのこと。
手紙のような作りになっている公演プログラムも素敵です♪

12組の朗読者が日替わりで出演し、
語りで「みせる」、聡明な優しさに満ちた12日間の物語。
是非、劇場の中に広がる温かい空間を体験していらして下さい!
<公演情報>
原作:エリック=エマニュエル・シュミット
訳:阪田由美子(河出書房新社)
演出:鈴木勝秀
振付:平山素子
出演:
ダンス:中島周
ヴォーカル:大嶋吾郎 久保田陽子
12組の朗読者:
9/12(水) 多田直人 柴田理恵
9/13(木) 小西遼生 杏子
9/14(金) 古川雄大 萩野志保子(TV朝日アナウンサー)
9/15(土) 成海璃子 江波杏子
9/16(日) 新納慎也 彩吹真央 ※
9/17(月) 宮野真守 萬田久子
9/18(火) 竹財輝之助 秋野暢子
9/19(水) 山崎育三郎 涼風真世
9/20(木) 川平慈英 香寿たつき
9/21(金) 松岡充(SOPHIA) 木の実ナナ
9/22(土) 安倍なつみ 木村多江
9/23(日) 池松壮亮 南 果歩
※緊急決定! 新納慎也×彩吹真央 役替わり公演実施!
9/16
13時開演 オスカー役:新納慎也 ローズ役:彩吹真央
17時開演 オスカー役:彩吹真央 ローズ役:新納慎也
場所:グローブ座
チケット料金:S席6500円 A席5500円(全席指定席)
公演URL
問合せ先:アトリエ・ダンカン TEL:03-3475-0360(平日12:00~ 18:00)
おけぴ取材班・撮影:mamiko 監修:おけぴ管理人










