05/07/24 21C:マドモアゼル モーツァルト@関内ホール
2005年7月24日 (日) 13時開演
関内ホール 1階19列1番
音楽座ミュージカル
「21C:マドモアゼル モーツァルト」
私にとっては初の音楽座。
場所は横浜関内の関内ホール。
舞台はあまり奥行きがない感じなんだけど、その割には客席数が多すぎる気が。。
モーツァルト、ほとんど予習していかなかったんだけど、
いやー、よかったです!
主演の新妻聖子さん、最高~。
私の中ではレミゼのエポニーヌですが、この方の声好きなんですよね。
今日はもう出演者の中ではだんとつの歌唱力、そして素晴らしい演技力でした。
彼女のパフォーマンスをみれただけでもいってよかった。
モーツァルトは女だった? という大胆な設定ですが、
この女なんだけど男役をこなすという主役をほんとに見事に演じられてるんです。
コミカルさも最高~。
プレビュー公演ということもあってか、お客さんの拍手や笑は少なかったんですが、
心から拍手を送りたいです。
一方、まわりの脇役人の歌唱力がちょっと物足りない感じ。
新妻さんの歌唱力がずば抜けてる感がありましたから。。
特に1幕では、コンスタンツェ役の女性の低音部の声がかなり気になりました。
高音部の声と低音部の声にあれだけ差があるとちょっと聞いててもつらい。。
でも演技はよかったです。他は、サリエリ役の方は、個人的にキャラが好き♪
あとは、シカネーダのシーンはよかったですねー。
あぁいうダンスを全面に出した演出、とても好きです。
また、魔笛のシーンは、魔笛のストーリーをコンパクトにうまーくまとめてて、
みてて面白かったです。
一方前半の全体アンサンブルは、
うーん、なんかものたりない感じで、いまいち印象にも残らず。。。
やっぱり最初のシーンって大事だと思うんですよね。
今まで私がうちのめされたミュージカルって全部最初がいいんです。
今回のモーツァルトは、いまだに最初のシーンの位置づけがよくわからない。。
あのプロローグ、もう一度みたら意味わかるのだろうか。
また、美術が地球を模したオブジェしかでてこなかったり、
意味わかんない機関銃とかの音響がやたら登場したりで、
ちょっと興ざめ的なシーンもあったんだけど、
とはいえ、ストーリーは好きですし、
ほんとに主演の新妻さんがよかったので、満足度高かったですー。
おすすめ度(1-10)→ 8.5
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