05/08/02 薪能@MOA美術館
2005年8月2日(火)18時開演
MOA美術館
薪能
「こだま」で東京から一路「熱海」へ。
夜開催される薪能にご招待いただきまして、いってまいりました。
せっかくいくのだからMOA美術館もみてこようということで、はやめに出発。
熱海って新幹線でいくと近いですねー。あっという間でした。
昼ご飯のお弁当を食べ終わったら到着って感じ。
MOA美術館は、大きすぎず小さすぎず展示品もちょうどいい具合で一通りみれました。
ここで友人の師匠と一緒にお茶(といいつつ豆乳ジュースを飲んだ。うまかった~)。
で、そのあとは散策。
この「花の茶屋」でまた一服したんだけど、ここで食べたクリームしるこがめっちゃ美味しく。。
また食べたい。
さて、いよいよ4時半に薪能の会場入り。
芝生席なんだけど、斜面が急すぎて、下手したら滑り落ちてしまいそう。
ダンボールが配られるんだけど、確かにこれがあると少し安定する。
1時間ほど待った後、いよいよ薪能開始。
とはいっても、最初はまだ明るいので薪をつけずに、最初の能「春日龍神」を上演。
主役のシテが友人の師匠の息子さんだそうです。
最後の龍神、よかったです。結構見応えある能でした。
その後いよいよ薪に点火。
狂言は「呼声」。
これもわかりやすく、最後の踊りあう様子はとっても楽しかったです。
そして最後が「井筒」という演目。
うーん、この演目、長い。そしてめりはりがあまりない。囃子の小太鼓もない。
で1時間半くらいなので、途中で寝てしまいました。
この芝生、寝るのもつらい。。後ろにもたれるところがないので。。。
でも、外での公演っていい!
薪のぱちぱちという音、雲の流れ、木々のざわめき、蛙の声、セミの声、蝶、とんぼ、蛾、
そういうものの動きや音がいい感じで舞台と調和してました。
去年は満月の月が相模湾に投影され幻想的だったらしいんだけど、今年は月は出ず。。
でも非日常的で楽しいひとときでした。
おすすめ度(1-10)→ 5.5
もう一度観にいきたいか→ 一年に一回だったらいいかも