05/11/18 トスカ@プラハ国立歌劇場
ついに今回のプラハ観劇旅行の最後の演目「トスカ」。
人形劇が終わって、ちょっと道に迷ったので、ぼられる
と評判のタクシーに乗る。350コルナ(1500円)は
プラハにしてはめちゃ高だが、この際仕方がない。
無事10分もかからずに劇場到着。
到着すると、いつもプログラムを買うんだけど、
この3日間、いつも同じおばちゃんから買っていた。
このおばちゃんがまた艶美というか、あまーくゆったり
した声で案内してくれるおばちゃんでいい感じなんだけど、
いつも若い女の子と一緒にいるので、聞いてみたら、
なんと娘さんだという。オペラを勉強しているの?と
聞いてみたら、そうではなく、単にお母さんを待ってる
だけだと。いやーそれにしても、こう毎日、オペラを堪能
できるっていいなーと思いながら、我々の席へ。
(ちなみにプログラムの価格は日によって変動するけど
だいたい50~70コルナ。300円前後。安い)
初日がミッテルロージュ最前列センターで、
2日目が1階平土間最前列センター、
そして今日3日目が5番のBOX席。
5番。そう、オペラ座の怪人でファントムの
指定席。5番のBOX。とっちゃいました:)
3人のBOXなんだけど、今日もガラガラの
(多分半分くらいしか入ってない)国立オペラ劇場、
もう一人は当然入ってこないため、この快適な
BOXが堪能できました。
5番BOX、かなりおすすめです。
まずオケピの全貌が見えます。
舞台は左端がみきれますが、役者の顔もくっきり。
そして右を向けば、どんなお客さんがきてるか、
どんな服装の人がいるかもひとめでわかります。
ちなみに、開演前に、例のプログラム売りの娘さんが
こっちを双眼鏡でみてたので、小さく手をふったら、にこって
笑って手を振り替えしてくれたので、楽しくて何度か
やりとりしてましたが、BOX席の人が手をふってたら
平土間の人には結構注目されてしまってた気もします(笑)
さて、そんな感じではじまった「トスカ」でしたが、よかった!
最後にふさわしいオペラでした。まず役者が素晴らしい。
トスカ、そしてマリオ、いいです。いいコンビでした。
悪代官も、悪キャラの顔をした歌手の人で(笑)、
なかなかのはまり役。今日はオケも結構パンチがきいてて
いい感じで、2度目の休憩後の4幕は、最高の盛り上がりで
終わりました。結構スタンディングオペレーションしてる人も
いました。
そう、今日オケピみて思ったんですが、弦楽器に日本人の
女性の方がいらっしゃいました。しかも幕間も一生懸命
さらってらして、好印象でした。
というわけで、トスカでいよいよ今回の観劇旅行も終わり。
帰り道、なんと雪が降ってました。明日積もるといいなー。
↓ って書いて寝て朝起きたら ↓
積もってました。おおおおお。
部屋の天窓からの写真です。
昨日雪降ってたら買い物つらかったなーと思いつつ、
雪のプラハとお別れです。7泊で7本観劇。うん、満足♪
・「いー・ぺー (一拍おいて)ぱぶろあ」は笑ってしまった。
私のホテルは次の駅だったので、毎回聞いていたよ(^ ^)。
・マリオネットは残念でした…。私が見に行ったのは、国立
マリオネット劇場の方だったのだけど、読んでみると劇場
の印象は、似たような感じですね。
ただ、下品さは感じなくって、質の良いパロディーを見せて
貰ったという、満足感は味わえたような記憶があります。
・コンサート等で、日本人(らしき東洋人)が頑張っている
姿を見ると、応援したくなりますね(^ ^)。別に、特別、
日本人が好きな訳ではないのですが、ワールドカップで
活躍している日本を応援してみたくなるのと同じでしょう
か?
・今頃飛行機のなかでしょうか?長い時間ですが、無事帰って
これますように。
・落ち着いたら飲みに行きましょう。
もとむら
そうそう、いーぺー で一拍あけるんだよね(笑)
いーぺー ぱぶろば これは忘れなそうだ。
というわけで、無事帰国いたしましたー。
乗り継ぎ便が1時間遅れたので、もしかして
イギリスで一泊?っと期待したけど、無事乗り継げて
帰国いたしました。イギリスでメリーポピンズ
もいっかい観たい・・