06/06/15 ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?@シアターコクーン
2006年6月15日(木)
18:30 @ シアターコクーン
1階N列8番
ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?
劇場に入ってまずびっくり。
青山円形劇場のように、舞台をぐるりと
囲みこむ客席。そして舞台のそばにも客席が。
6時半開演で終演は9時40分頃。
2回の休憩を挟んでの長丁場の舞台でした。
今回もまた全くの事前知識なしで臨んだんだけど、
1幕:いまいちのりについていけず途中うとうと
2幕:演技が白熱してきて、面白くなる
3幕:演技の意味やストーリーに興味が出てきた
という感じで、じょじょに面白くなってきました。
ただ、長かった。冗長的に長い感じではないんだけど、
4人だけの舞台で3時間となると・・・
でも、役者さんはとても素敵でした。
まず大竹しのぶ。さすがです。見事な表情と演技力。
そして段田さん。いい感じです。この夫婦の演技は
ほんとに見事でした。目の動きひとつとってみても
すごかった。
もう二人のともさかりえと稲垣吾郎。
ともさかりえは登場からびっくりした。
言葉と動き、途中の壊れ具合。新鮮でした♪
稲垣吾郎ちゃんは、他の3人に比べると、
ちょっとまともというか、距離を置いてる感が
あったんだけど、それも演出的に考えれば
あってるのかなと思ったり。
それにしてもあの舞台真横の最前列、あれは
すごくいい席だけど緊張するだろうなー。
舞台と段差ないですしね。役者の視線もそうですが、
客席も視線もすごいと思う。
あ、ちょっと残念だったのは音響。
なんかぶーんって音とか(あれはわざと?)とか、
なんか休憩前の曲の入り方とか、音量の調節が
急すぎてとても不自然な感じでした。
あと、私、ほとんどお酒飲めないんだけど、
この舞台みてると、ブランデー飲みたくなります。
いや、ほんとに。。。いいなーって。
気にいったミュージカルみたいに、明日もまた観たいー!
みたいな感じではなかったけれど、たまにはこういう舞台を
みるのもいいな的な舞台でした。
あ、あとキャスティングが変わってそのキャスト次第では
また観たいかも。