06/06/20 こうもり@新国立劇場
2006年6月20日(火)
18:30 2階R1列10番 @ 新国立劇場
「こうもり」
す、素晴らしい! 楽しかったー!
オペラと思ってましたが、
「オペレッタ」という方が多いみたいですね。
台詞の遊びが多く、ドイツ語の中に日本語も
ふんだんに取り入れられて、面白い。
途中、バレエシーンなどの踊りも素晴らしい(拍手!)
こういうの大好きです♪
1幕ではあまり日本語も登場せず、
「わかりました(いきなり召使が日本語を話す)」
「日本人のテノールの男はいい声をしてる(ドイツ語で)」
みたいな台詞くらいだったんだけど、2幕からは、日本語で
会話が行われたり、焼酎がしょっちゅう登場したり、
かなり遊びが入ってきました。
オペラだと、台詞が原語で厳格に決められたりする
ようですが、オペレッタって、こういう台詞部分の
遊びがかなり多いらしいです。おもしろーい。
こうもりは、私が大学に入ってオーケストラに入部
した1年生の時に、演奏してた曲なので(私はのってないけど)、
曲は結構覚えてたんだけど、ストーリーも楽しかった。
演奏と舞台上の動きが結構シンクロしたりしてるのも面白い。
そして今日一番のヒットは、オルロフスキー公爵。
だりーって感じでやる気のない王子(女性が演じてる)
なんだけど、歌い始めると、これがめちゃめちゃいい声。
思わず拍手しそうになって聴き入ってました。
しかもこの人、綺麗。私の左側がブラボー席(っていうのか
どうか知らないけど)で、そこのおっちゃんがブラボー
ブラボーって叫びまくってました。
ロザリンデは衣装によって全然イメージが変わってびっくり。
アルフレートは、日本人!って感じだったけど、なんか
これはこれで面白かった。アデーレ役の人は、ドイツ語も
うまくて最初外人かと思ったんだけど、二幕でいきなり
日本語をぺらぺらと話し始めておおって思ってしまった。
二幕の舞踏会シーン、あれはもう一回観たい。
王子の歌のシーンや、バレエダンスのシーン、楽しかった。
さすがバレエダンサーを抱える新国立劇場♪
ただ、二幕と三幕の間、あの間、休憩入れてほしかった。
休憩時間に二幕のことなどを話して理解を深めたりっていう
効果もあると思うし、なんでゆっくり舞台を楽しもうという
ふうに組んでくれないのかなぁと。。。
飲み物などの売上げもあがると思うし、二幕で登場した
出演者絡みでパンフレットやCDも売れると思うんだけどなぁ。
こうもり、好きな舞台の一つになりました!
あの王子(今回はエレナ・ツィトコーワさんでした)、
他の演出ではどうなるのか観てみたい!