06/09/10 ファントム@東京宝塚劇場
2006年9月10日(日) 15:30
1階17列43番 @ 東京宝塚劇場
「花組公演 ファントム」
久々の宝塚。しかもファントムは前回宙組で観て
すっごく気にいってたので楽しみにしていってきました。
宝塚のファントムはストーリーがやっぱりいいですねー。
ファントム(エリック)の描写がいい。前回一度観てるので、
エリックの生い立ちとかを知った上で最初から観ると、
なんかまたちょっと見方かわったりしますね。影というか
なんか背負ってるものを感じたりみたいな・・・
春野寿美礼さんのファントムは、和央ようかさんの時とは結構違いました。
なんというか、等身大というか、より人間っぽく、そして優しい感じ。
これは一緒に観劇した方から教えてもらったのですが、最初のシーン
のカルロッタの部下の死に方や、ファントムのまわりのトートダンサーみたいな
人たちを浮浪者だった人たちみたいに表現してたのは、宙組の時とは違うと。
そういう演出の違いとかも感じ方に影響しますねー。
そして今回一番印象的だったのは、二幕でクリスティーヌに顔を見せた後、
クリスティーヌが去った後呆然と立ち尽くす後姿。ぐさっときました。。。
ちなみに、前回はちょっといまいちって思った音楽も、今日は
なんだかいい音楽やんって感じで聴いてました。
クリスティーヌの桜乃彩音さんの声、いいですねー。
なんかこう繊細で優しく包まれる感じの声で、もう一度聴かせてー
ってシーンが何度もありました。特に1幕でファントムとはもる
シーンは、めちゃめちゃよかったです。耳が喜んでました。
それにしても、こんだけたくさんでてると、やっぱり一回では観きれない。
いろいろな人を観たくなります。アンサンブルの衣装や動きもすごくいい感じで、
みててとっても気持ちいい。特に、今日は、黄土色のひらひらの服を着てる時の
アンサンブルの動き(ウェーブみたいにかたまっていくとことか)がすごく好き♪
また、場面転換の人の増え方や美術の切り替えが
すごく自然でうまいなーと。美術や衣装も豪華で、奥行き感とかもすごく
感じられたりして、うーん、いいなーこういうのはほんと、多くの人に
観てほしいなーって思います(でも完売だし、私もチケットがもう一枚
あったら多分自分が行く 笑)。
今まで宙組しか観たことなかったんだけど、今回花組を観て、はまる気持ちが
とってもよくわかりました。ってか、これ、はまるとめっちゃはまっちゃいそうだ。。
だっていろいろな人を観たいので明日もまた観たいって思うし、
ほかの組がこの演目をやったら観たいし、花組の他の公演も観たいし・・