06/09/17 蒲田行進曲@青山劇場
2006年9月17日(日) 14:00
1階G列27番@青山劇場
「蒲田行進曲」
久々の青山劇場。
はじめてのつかこうへい作品。
以下ネタばれ含んでますので、みてない人はみた後に・・
これまで、宝塚や四季、東宝を中心に観てきましたが、
そののりで観劇してしまったので、観劇直後の感想は
orz だったんですが、その後、つかこうへいの作品を
観てきた友人から話を聞くと、そっか。。あれは主張なのかと。。
かつぜつが悪くて叫んでる感じの役者さんたちや、主役しか
常にみてないような演技、突如はじまる大爆音の歌、露骨
すぎる差別表現、必要あるのと思わせられる下ネタシーン、
すべて意図的な演出だったのかーと今になって思います。
そういう意味で考えると、好みが二分する作品なんでしょうね。
役者さんでは、佐藤アツヒロさんがよかったです。
光GENJIの時の印象からなんか脱皮したような感じで、
コミカルさや表情が面白くて安定感があった感じ。
女方になって、口を開いてキってきめるシーンがよかった♪
でも最後のオチ、あの演出だと気づかないと思うんだけど。。
私も普通にカーテンコールだと思ってしまいました。
観劇後、映画を観てみたら・・・ 面白い映画じゃないですかー!
映画の終わり方、おおお、うまい。そうだったのかーと。
映画をみてよくわかった部分も多くて、例えば、銀ちゃんが小夏と結婚しようという部分、
舞台はそこにヤスがからんでなんかぐちゃぐちゃになっててよくわからんかったんですよね。
しかも舞台版ですっごく長く長く強調してた部分(部落、障害、DV)は映画版では
全然そんな印象を受けず。。。逆に舞台版でいいなって思ったのはファンレターかな。。
途中、風間くん&黒谷さん二人の長い長いシーンで観客のすすり泣きの声も聞こえたけど、
一方で寝てる方も多数。隣のおじさんなんていらいらしてた感じ。あのシーン長すぎ・・・
(風間君のファンだったらあの長いシーンは堪能できたのかもしれない)
この舞台は、つかこうへいってこういう舞台っていう事前知識なしに
みると、苦手意識を持つ人も多いんと違うかな。。私がそうだったので・・・