06/12/19 ブルックリン・ボーイ@紀伊国屋サザンシアター
2006年12月19日(火) 14:00
ブルックリン・ボーイ 千秋楽
1階21列22番 @ 紀伊国屋サザンシアター
実はサザンシアター、初めてです。
最後列でも勾配がきついので舞台がよく見えます。
(ただ、最後椅子がちょっとおしりいたくなった)
昨日から引き続き、ちょっとゆったりテンポの舞台。
暗転ごとに浅野さんのペアが変わる感じの流れ。
ひとつひとつのシーンは結構長めで、台詞もびっしり。
浅野和之さん、味があるいい演技しますね。
しかも浅野さんでずっぱり。トレンチコート姿がかっこよかったです。
月影瞳さん扮するファンの子をお持ち帰りした
シーンでは、ベッドの上の足の演技とか絶妙ー。さすがだ。。
また、今拓哉さんってあんなに筋肉質でしたか!
台詞の読み合わせのシーンはとっても引き込まれました。
阿知波さんはさすがにお上手。彼女のおかげで
すごく躍動感がうまれてる感じがします。
そして最後の親父さんとの対話シーンがめっちゃよかった。
親父さんの登場の仕方もとても自然な演出。
親父さんの思い、息子の思い、
とても伝わってきました。このシーンはほんとによかった。
終わった後、みた人同士で話したくなる感じですね。
いい舞台でした。
それにしても、昨日のおゆき、三婆、そして今日のブルックリン・ボーイと、
3連荘で、人が生きていく上での絆やつながりみたいなものって大事だなぁ、
一人だけではいきていけないよねみたいなことを感じました。
そんな今日、観劇後、今度歌い手さんのピアノ伴奏をすることになって
某グループホームさんにお邪魔してきたのですが、そこで認知症になった
ご老人や、身寄りがまったくない90歳の未婚のおばーちゃんとかのお話
を聞き、この3つの舞台とこのグループホーム訪問、偶然の
スケジュール一致とはいえ、考えさせられるものがありました。