07/01/10 寿初春大歌舞伎@歌舞伎座
2007年1月10日(水) 16:30
寿初春大歌舞伎
2階6列10番 @ 歌舞伎座
廓三番叟、金閣寺、春興鏡獅子、切られお富。
の4幕。開始が16:30で終わりが21:30。
間に休憩があるとはいえ5時間。
堪能いたしましたー!!
「廓三番叟」は衣装がとても綺麗。
「金閣寺」は、玉三郎さんの雪姫がとても愛らしい。
つまさきねずみのシーンの足先とかの動きはとてもお美しい~。
後半にいくにつれて、どんどん動きがでてきて、立ち回りとかは
みてて気持ちいい。幸四郎さんさんの歌舞伎舞台は初めて
だったんですが、ちょっと声がこもってしまって聞き取りにくいのが残念。
また、あまり動かないけど大きくて存在感があって、
山口祐一郎さんとちょっとだぶったり。。
「春興鏡獅子」は、舞いなんですが、これはお正月っぽくていい!
勘三郎さん、最初は可憐でしおらしい感じの舞い、扇が生きてるようです。
そして獅子に右手をのっとられた時の演技、獅子になった時の迫力ある舞い、
見所満載。特に獅子になった時の舞いはあの足を踏んだときの
音が妙に気持ちいいです。宗生くん鶴松くんの子役コンビの舞いが
これまたいいんです。首の傾き具合とか、動きとか、膝を折ってちょこちょこ
動く時のしぐさとかはほんとに蝶々が妖精になったみたい。
そして最後、「切られお富」。こういうの大好き!
お富の福助さん、いいですわー。いい味やわー。
よく考えるとひどい話なんだけど、赤間から
お金をせしめるあたりのやりとりは面白かった。
台詞は7・5調でこのリズムが気持ちいいし、
解説なしで聞ける位台詞もすっと入ってきます。
場面転換も面白くて、セットが回転してまわるんだけど、
床や畳を黒子さんがぱっと伸ばすと、回転舞台じゃなくて
横長の立体的な舞台にさっと暗転せずにできあがるのは
すごいなーと思いました。そして最後、ぱっと明るくてなって
のご挨拶、こういう終わり方って気持ちいいです。
また来たいって思いました。
今日もイヤホンガイド愛用。
切られお富以外は、はじめての場合イヤホンガイド必須だなーと
思いました。でもお富の解説も結構面白かった。
この切られお富の解説してる園田さんの声も素敵です。
また、休憩時間にいろいろ散歩してみたんですが、
食べるところいろいろあるんですねー。3階にカレーが
食べれるバーカウンターがあるんですが、いい匂いしてました。
で、さらに匂いにつられてタイヤキを。紅白の白玉が入ってて、
美味しかった♪
大満喫!
p.s. 結構席移動しはる人多いんですねー。私が座席にいった時も
私の席におばちゃんが座ってはったのですが、スタッフの人に言ったら、
2階席から出て行かれました。どこの席の人だったんだー!
また、2幕以降も、結構移動しはります。しかも移動した上に
身をのりだしたまま固まるし。その席のペアはかなりマナー的には×で、
上演中にイヤホンしたまま話すので、すごく大きな声で話すわけです。
私が真後ろの席だったら勇気出して注意したと思うんですが、2列前だったので、
こういう場合は、できればスタッフの人とかに注意してほしいなぁ。。
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