07/01/06 新春狂言茨木2007@クリエイトセンター
2007年1月6日(土) 15:00
新春狂言 茨木2007
い列7番 @ クリエイトセンターセンターホール
昨年の最後の観劇が狂言。
そして今年最初の観劇が狂言。
なんかいい感じですね。笑いで終わり笑いで始まると。
今日は、祖母と一緒に観劇。2列目。
祖母いわく「前すぎるわ」。私にとっては最高なんだけど、
確かに祖母の世代だと首疲れますね。そんな祖母が
開演前、「これ書くとな、次回また案内送ってくれんねん」
と言いながらアンケートにすごく丁寧に記入してるのをみて、
あぁやっぱりこの世代の人たちってアンケート用紙大事だなぁ
と実感。実家の茨木市のクリエイトセンターという
中規模のホールなんですが、2階席も含めて座席数500位
なんだけど、ほぼ満席。年代は少し高めだけど、でも結構
皆さん着物きたりちゃんとした格好でこられている。
値段も3000円と安い。で、最初のアナウンスを、おおお、
結構いい声した女性だなぁと思って聞いてたら、休憩時間に祖母が
「あの司会(アナウンス)な、友達の人やねん」と。
ん? 友達? そうなんです、聞けば80歳近い方。
びっくり。とてもいいお声でございました。
さてさて、前置きが長くなりましたが、この狂言、
茂山家の新作狂言二本立て。
ひとつは、「維盛」。新作だけど古典っぽい感じで
でもわかりやすくて楽しめました。最後の一言「くっさめ」ってどういう意味?
いくっさめ??(戦め?) と思ってたら、くしゃみなんですってねー。へぇー。
今回、この新作2本の前に、茂山千三郎さんによる解説
が30分くらいあったんだけど、解説がとてもうまくてわかりやすい。
泣き方、笑い方、いいまわし、振り(ものの投げ方、歩き方等)
などをとてもわかりやすくボケも交えながらの解説。
祖母はふむふむとコクコクうなづきながら聞いて笑ってました。いいですねー。
(その隣のおばあちゃんは大声でケタケタと笑いまくってました)
そして休憩後は、なんと京極夏彦作という新作狂言「豆腐小僧」。
いや、これ、めっちゃ面白かったです。言葉はかなり現代風だけど
狂言の枠の中にはめている感じで、すごくわかりやすい。
ストーリーもひねりや伏線があったりして、オチもよくできてる。
豆腐小僧を演じる茂山千之丞さんの豆腐小僧ぶりが
頭から離れません。ほんとに小僧って感じで愛くるしくて、間が最高。
今年84歳になられるなんて思えませんです。
そして太郎冠者の茂山千五郎さんの大名、これがまた対照的で、
表情や台詞や声のはりやタイミングが絶妙でみていて気持ちがいい。
千三郎さんもいい味をだしてたのですが、
このお二人の存在感がすごすぎて、とにかくこの二人の印象が全て。
もう一度観たいですこの演目。あと、あの笠が欲しくなりました♪
今年もいっぱい観劇するぞー!
明日の大劇場の宝塚を観てから東京に戻りたかったんですが、
おけぴで問合せたものの返事がこないのであきらめて帰ります。
いつも掲示板のお世話になっております。また、管理人様の感激レポも楽しく拝見させてもらっております。
千之丞さん演じる豆腐小僧はかわいらしくて、まさにはまり役ですよね。
野村家の古典に対して、茂山家はさまざまな新しいことにチャレンジという感じでしょうか。どちらにも良さがあり楽しいですよね。
といいながら最近では、狂言から足が遠のき、ミュージカルを主に観劇していますが・・・。
それでも、「これだけは!」と見逃さずにおこうと思っているのが、毎年1月、新宿文化センターで行われる、『新春名作狂言』です。
これは、和泉流(万作さん、萬斎さん等)と大蔵流(茂山家の皆さん)の両流派が一同に会し、一曲ずつ見せてくださる上に、萬斎さんと千三郎さんのトーク&流派による表現の違いを実演してくださいます。お二方のやり取りがとても面白く、一粒で二度おいしい舞台です。
チケットもお手ごろな価格ですし、ずっと継続してくださると良いと思う舞台です。
機会がありましたら、ご覧になってみてください。(ご存知でしたら、すみません。)
流派による表現の違いを実演、みてみたい!
1月24日、しかもお値段とてもお手ごろですね。
でも売り切れてそうな気がしますね。。
明日一応問い合わせてみたいと思います。
あ、おけぴにも1件でてる。でも交渉中だ。。
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情報ありがとうございました!!
もしチケット入手できたらコメントで書きますね。
ぜひまたいろいろ教えてください!