07/01/12 METライブビューイング清教徒@ルテアトル銀座
2007年1月12日(金) 14:00
METライブビューイング
ベッリーニ 清教徒
7列27番 @ ル・テアトル銀座
メトロポリタンオ歌劇場のライブ映像を、
ル・テアトル銀座で観ようという公演。
DVDの上映会みたいな感じなんだろうかと
思っていってきたんですが、すごかった!
なにがすごいって、主役のアンナ・ネトレプコ。
彼女を知ることができ、また彼女を映像とはいえ
観て聴いて感じて堪能できたのが今日一番の収穫です♪
1幕第1場で心地よい眠りにつこうとしていた私ですが、
第2場で、ネトレプコさんのエルヴィラが登場して歌い始める
やいなや、もう彼女のとりこになりました。
まずなんてったって声が綺麗。高音域から低音域まで
安定してるんだけど高音部が非常に気持ちいい。
さらに、その歌い方も見てて気持ちいい。映像なので顔がアップ
とかでうつるわけですが、口もととかをみてると、小鳥が歌ってる
かのように気持ちよく綺麗に歌わはるんですよね。
そして、綺麗。若くてお美しい。71年生まれとは思えない。
2幕、狂乱の場のシーンはほんと圧巻。映像だけど思わず拍手
したくなります。また、アルトゥーロ役のエリック・カトラーさんも
いい声で好青年って感じだし、リッカルド役のフランコ・バッサルロさんと
ジョルジオ役のジョン・レイリーさんとの2幕最後の歌のシーンは
もう一度聴きたいくらいよかった。
3幕もまったく見飽きさせないまま進行して、
終わった後は、映像だけど、拍手してしまいました。
あの場で生でみてたら、即スタンディングオベーション間違いなしです。
正直、最初はじまった第1幕第1場は、ライブじゃなくて映像なので
ちょっと抵抗あったんです。でも、ただの中継映像だけでなく、
開演前や幕間に、現場のスタジオから解説が入ったり、
幕間に、なんとネトレプコさんにインタビュー!!
(インタビュワーはルネ・フレミングさん。この方がまた素敵だった)
本番中の楽屋にてとても貴重な映像を観ることができました。
幕が降りた直後(ネトレプコさんがスキップして満面の笑みで
うまくいったー!みたいなしぐさで戻ってくるとことか)や
幕間中の舞台ステージ上の様子が流れたり、
ストーリーの解説や、ネトレプコさんの紹介映像など
おいしい映像満載で、休憩時間もほとんど席にいました。
また、通常字幕をおってると非常に目がつかれるんですが、
映画みたいに映像の下側に字幕があるのでとてもみやすい。
もちろん、生じゃないので自分が好きなアンサンブルに焦点を
あてたり、全体の雰囲気や、音もダイレクトには伝わってこないけど、
メトロポリタンのオペラに触れるという意味では、とてもいい企画だな
と思いました。DVDと違って、ドラマ「24」と同じように、ちゃんと幕間
があったりオケピの音が聞こえたり、劇場の照明をいろいろ調節したり、
そういう工夫があったので緊迫感も結構たもたれてたりしてて、
他の作品もみてみたいと思いました。
魔笛、追加で上映するそうです。始皇帝もとても面白そう!!
管理人さん、はじめまして。
私は夜の部にいってきました。
いや~すごかったですね。映像なのに拍手しちゃいますよね。
アンナ・ネトレプコさんの美貌と美声はもちろん、
エリック・カトラーさんの偉丈夫ぶりと力強い声に感動しました。フランコ・バッサルロさんもよかったです。
私、ミュージカルと歌舞伎はかなりみているのですが、オペラは安い席で3回しかみたことがなく、それもあまり感動しなかったので観劇をやめてました。今回初めてオペラとは何かを知りました。いや~ほんとに感動しました。
残りの演目、スケジュールが許す限り見るつもりです。
おだまきさん、コメントありがとうございますー。
ほんと、よかったですよねー。そうそう、あのまわりの
男性陣も素敵でしたよねー。
私も来週の始皇帝、みにいこうかなと思ってます。