07/01/24 新春名作狂言の会@新宿文化センター
2007年1月24日(水) 19:00
新春名作狂言の会
1階23列3番@新宿文化センター
観劇レポのコメントで教えていただいた公演、
いってきました。関東と関西の狂言を一本づつ
みれるという、しかもチケ代も3500円と素敵なお値段。
前日予約だったので最後列しかも端。でもオペラ使って堪能♪
最初、茂山千三郎さんが解説。先日の茨木でみた時も
千三郎さんの「素袍落」の解説が最初にあったんだけど、
しゃべりが本当にお上手。ほどよい関西弁で、すごく聞き取りやすく、
かつ面白い。落語家さんみたいにうまい。
途中で野村萬斎さんも解説に加わり、二人で舞をご披露され、
その後は萬斎さんによる「二人袴」の解説。萬斎さん、
こんなに声低い方だったんですねぇ(わざと?)。
解説は30分あったんですが、観客の方達の年齢層がちょっと
高いこともあり、観客席から、うなずきながら発せられる「あ~~」
という独特の声のうねりや、解説に対するつっこみや補足の会話が
あちこちから聞こえ、これはこれでなかなか楽しかったです。
さて、一本目「素袍落」。茂山千作さん、1919年生まれなんて
思えません! 太郎冠者がお酒に酔っていくさまや、素袍を探し回る
さまはとってもおかしくて、とても楽しめました。そして伯父役を
されてた茂山千五郎さん!この方はほんとにいい味がありますねー。
茨木で豆腐小僧を観た時に、ちょっといいなって思ってたんですが、
今日の舞台でファンになりました♪ 休憩時間にDVDコーナーで
買おうかなぁって迷ってたところ、隣のおばちゃんが一言。
「DVDって1枚100円くらいで作れるらしいね」」
いや、そりゃーそうやねんけど、うーん、5000円かぁと思い、
買うのをやめてしまいました。図書館とかに置いてないかなぁ。。
休憩の後は「二人袴」。野村万作さんと萬斎さんという実際の親子
で演じる二人袴。間、動き、客席はかなり爆笑の連続でした。
また、袴ってあぁやってはくんだーみたいなのもかなり新鮮。
2月に千五郎さんがでる「千作千之丞の会」
というのが能楽堂であるらしい。これ、いきます♪ 千五郎さまー。
こんばんは。またまた、お邪魔します。
昨夜は、本当に楽しかったですね。
管理人様は特に、茂山家に興味をお持ちになったご様子ですので、ひとつご紹介。
毎年、「納涼茂山狂言祭」というのを大阪(大槻能楽堂)と東京(国立能楽堂)でやっています。これは、演目(配役も)をお客さんからリクエストをもらい、それを参考に上演する演目・配役を決定しています。「○○○」といえばシテは●●さん、アドは◎◎さんがはまり役というのもよし、こんな組み合わせでも観てみたいと思うものでもよしで、現在、リクエストを受け付けています。リクエストした人の中から抽選で、公演のスペシャルシートと楽屋訪問がペアで当るというオマケつきです。(当らないだろうなぁ)
「能 狂言ホームページ」で検索してみてください。
4月28・29日の「春狂言」も面白そうですよ。
おおおお、楽しい情報ありがとうございます!
今リクエストページ拝見しました。
すごい入力項目が多かったので、
あとでちょっとじっくり応募したいと思います。
2月の千作さんの会はいこうと思ってます。
昨日は、パーティでまた別の流派の狂言師の方
と偶然お話する機会があり、
狂言がマイブームになってきました。
またいろいろと教えて下さい♪