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08/02/27 エドの舞踏会@明治座

2008年2月27日(水) 16:30
エドの舞踏会
1階7列33番@明治座


久々の明治座

観終わっての第一声。
とにかく武子(賀来千香子さん)がとーっても綺麗。
登場のたびにみとれてしまう着物姿も素敵なのですが、
やっぱり一番は鹿鳴館の舞踏会の時のドレス姿!
(チラシに写ってるこの紫色のお衣装です)
これぞ生の魅力!チラシより断然生!
美しすぎました。ぼーっと見とれて目にやきついてます。

そして淡島千景さん!
1幕のその雰囲気から好きでしたが、
2幕の芸者姿シーン!このシーンの見ごたえといったらもう。
凛としていて色気があって、貫禄たっぷり。
姉さん!って言いたくなります。ついていきます!って感じ。
最後の後姿には客席から自然に拍手!私も拍手!

登喜(三田佳子さん)、1幕→2幕→3幕と、
どんどん上品になっていってるように感じました。
た、ただ、最初の遊郭での、登喜と権兵衛との
出会い→一緒に逃げて結婚っという僅か十数分の流れは、
登喜のどこに権兵衛が惚れたのかがわからず...
いや、確かに登喜、綺麗なんですけどね。
このシーンの設定は何歳!?なんだろう・・
でもその逃げるシーンで舞台上の盆がぐるりと大回転
するんですが、このシーンは迫力あります。
レミゼでバリケードが回転するシーンを、
ひとまわり大きくしたようなスケール!
お、おおお、これ、動くんだーという感動がありました。

ちなみに武子がバッグを忘れて登喜が気づいて手渡したのはアドリブなのかな?
舞台袖へはける直前、お気をつけてあそばしてみたいに言った登喜の台詞に対して
「はいっ」と素っぽくいってた武子(賀来千香子さん)が私は好きっ♪

錦織一清さん、真面目な海軍中尉を好演ですね。
薩摩弁がいい感じで耳に響いてきました♪
そして松村雄基さん!最初花道から登場して下手側で
演技してはった時、私、誰だか気づかなかったんです!
が、上手にきた時、ふと、ん?あの髪と髭を戻したら、
あ、あー、松村雄基さんだー!と。
伊藤博文役の田中健さんと二人のシーンは、
とってもいい雰囲気でした。

今回のマイヒットキャラさんは伊藤博文の娘役の渋谷飛鳥さん、
フルート、実際に吹いてらっしゃいますよねー。
そして明るくはじけた演技がよかった!
最後の舞踏会シーンも、赤いドレスが似合う!
そしてウェストが細い!
(ちなみに恋人役の森宮隆さん、三田佳子さんの実のご長男なんですねー)

そう、今回の舞台、一つ一つのセットや美術も凝ってるんです!
(ただ、そのせいか、暗転がひじょーーに長い)
権兵衛と登喜を乗せた舟がそのまま花道を去ってたのにはびっくり!
(余談ですが、あの花道のカーテンを開け閉めする、
 シャーッ!って音が好きです♪)

いろいろなシーンでの結構小道具とかも細かい。
牛乳が赤く血で染まる部分とか、洗濯物を干すシーンの洗濯バサミとか。。
(登喜の着物のたたみ方がかなり適当だったのがなにげに
気になったんですが、これは役柄上の育ちのせいという演出ですかね)

あとすこーし気になったのは3幕、鹿鳴館の2階階段上の部分にだけ、
マイクが設置されてたのでしょうか?
(それ以外全部生声ですよね?すごい。。。)

ピストルの音にはびくっとしますね。
最初の一発目は客席中がびくっとなってたのを感じました。
そしてあの狙われるシーンは、いつ撃つのかいつ撃つのかという
のが本当にドキドキ。年配のおばあちゃん達でいっぱいの客席では
こうした思いを皆さん声に出されるのですが、それはそれで楽しかったです(笑

上演時間:4時間!!!(4時半開演で8時半終演♪)


皆様からのコメント



武子さん、ほんとうに美しかったですね。
バッグを登喜さんがわたすところは、わたしは何回か見てなかったので、
アドリブだと思います。いろいろあるんですね。

登喜さんの設定は、最初権兵衛に会うときは21歳なんですよ。
名古屋の御園座では
権兵衛「歳はいくつじゃ」
登喜「21でございます」
のようなせりふがあったのですが、
その場面で客席がどっと笑っていたら、いつのまにかカットになっていました。

登喜さんが洗濯物をたたむ場面が雑というのが、受けてしまいました。
登喜さんが聞いても、「あらよくみているわねえ。」と驚かれることでしょう。

わたしは錦織さんのファンなので、今回何度も観にいきましたが、
この前の土曜日、観にいったら
淡島さんが啖呵をきったあと、はける場面で、
2階席から「淡島、お見事!」「淡島、日本一!」
というような年配の方のかけ声がかかっていました。
たしかに、権兵衛が登喜のどこにほれたか、
がわからない書き方ですね。
(さすが管理人さん、指摘がするどいです!)

渋谷飛鳥ちゃんは、ほんとにかわいかったですね。
また、三田さんのご長男が生子さんに結婚を申し込むところで、
そんなご長男(末松さんの役)をみつめる三田さんの表情が、
とても幸せそうなので、それがわたし的にはツボです。(笑)

渋谷飛鳥ちゃんは、ブログをやっています。
先日淡島さんのお誕生日に出演者、
スタッフ全員でお祝いをした話(この前の24日のブログ)には感動しました!



AKさん、コメントありがとうございました!

登喜「21でございます」のセリフ、
それはぜひほしかったー。。
それがあると強引に感情移入できた気もします。。

二階席からの掛け声、おおおおお、
その掛け声、あのシーンにめっちゃあいますねー。
ほんと、ずーっと見てたい後姿でした。

結婚の申し込みシーンの三田さんの表情、
それみたかったー。あのシーンはつい生子を
観てしまっておりました。。。



明治座って、いつ行っても暗転が長いような気がしますねぇー?

淡島千景さんに「姉さん!」の部分ですが。
こういう時は「姐さん!(あねさん)」と言って上げて下さいな。&^.^&



なるほど!姉ではなく、姐と書くわけですね!
おおおおお!姐さんっ!(笑

暗転ですが、あのどでかいセットや、あとお着物の
着替えとかを考えると、あのくらいは必要なのかもなぁと
思ったり。あの間に少しおしゃべりしはる客席の
おばちゃん達の会話を聞くのも楽しんでました。

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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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