08/08/01 宝塚BOYS@シアタークリエ
2008年8月1日(金) 18:30
宝塚BOYS
1階17列7番@シアタークリエ
前回かなり話題となった舞台の再演ということもあり、
今回は初日にいってまいりました!!
おばちゃん役の初風諄さん、いい味出されてますねぇ。
窓を吹いてて、稽古場に入ってくるシーン、そしてあのお芝居。
会場からの拍手も暖かかった。歌声もとっても素敵でした。
皇太后ゾフィーのイメージはこれっぽっちもありませんでした。さすがです。
この舞台は、基本的に「お芝居」なんですね。
セットも、稽古場、寮の2つが基本。特に寮のセットの時は、
小劇場的な匂いを感じますね(と思うとクリエの17列目はちょっと遠い)。
また、最初に、稽古場での男子部の歌を聴いて、ん?と思ってしまったんですが、
そう、キャストさんはほとんど歌える方・踊れる方ではないんですね。。。
(吉野圭吾さんだけ別格)
ラストシーンでも、かなりがんばられたとは思いますが、うーん、これだと
宝塚の舞台にはのるのはどうなのかと思ってしまいましたが、
そんな中、この方にはのってほしいかもと思ってしまったのが
池田和也役の山路和弘さん。いい味だされてます。
一升瓶のシーンとか好きです。
ちなみに公式HPの「宝塚男子部について」というページを
読んだら、音楽学校の生徒たちと遠足いったり海水浴いったり、観客限定とはいえ
共演も実現したりしてたんですね。今回の舞台では「馬の足」にかなりスポットが
あたってしまっていて、そのあたりがなんか少し軽く感じられたような・・・
今日は初日カテコということで皆さんから挨拶がありました!
山内圭哉さんは、あぁいうキャラなんでしょうね(笑)
舞台上で耳垢かいてそれを見るという行為を繰り返すのも毎回同じ!?
(あのゴホゴホだけはもうちょっとうまくやってほしい!)
p.s. スポットライトの動きが何度かぎこちなく感じてしまって残念でした。
あ、追ってるな・・・みたいな。
「宝塚ボーイズ」管理人さんが見られたこととてもうれしいです。
キャストさんはほとんど歌える方・踊れる方ではないんですね。
私、これは演出のネライだと思います。
戦争が終わってすぐの時代、あの中に(プロのダンサー役の吉野さん以外)は、電気屋だったり、通信屋だったり、闇市のチンピラだったり、誰一人として今まで踊りはやったことがない人達です。あの役を吉野さんみたいに踊れる人がやったなら、芝居が違ってくると思うのですが・・・・
そしてだからこそ、吉野さんの役がよりひきたってくるんだと思うのですが・・・
もちろん最後の「宝塚回想シーン」は、もっともっと上手だと尚いいでしょうが。
だけど、前半の足を上げることも満足にできないところから、あそこまで踊れるようになった。私なんかは感動ものです。
池田和也役の山路和弘さん。いい味だされてます
ほんと渋くていい味だされてますね。
私は「妻も子もいる家庭に帰る」の部分が好きです。
(あのゴホゴホだけはもうちょっとうまくやってほしい!)
私も同じ意見です。
回数もやりすぎかな。あそこまでやると見えすぎてしまう。
この辺は、昨年の演出と変わっております。
昨年の「宝塚ボーイズ」から3人の役者の変更があります。
筋は同じですが、色々演出も変わっています。
私はまだ去年の「宝塚ボーイズ」のそれぞれの役者のインパクトが大きくて今回の新メンバー、まだしっくりこない部分あり。
でも、これから何回か(あと3回見る予定)見ていくうえでだんだんフィットしていくんだろうな。
個人的には、上原金蔵役の「柳家花緑」さんがすごいと思います。落語家なんですが、舞台みるかぎり役者ですよね。
踊り(吉野さんの次に上手いのでは、お兄さんがプロのバレーダンサー)もピアノ(舞台に流れているのは録音でしょうが、ピアノを実際弾けるため、音のとおり指が動いています)もいい。
こんにちは。
昨年ハマリにハマって、今年も見ました。
正直・・・再演は難しいなぁ、と実感しました。
別の方も書いてある通り、下手だけれどけなげに頑張っているところが良いので、それは良いのですが、逆に、そこが再演のネックになったというか。。。(上手くなってしまった方が、この芝居はやりにくいでしょう・・・)
昨年の方が、不器用で、けなげで、初々しくて、愛おしかったです。そして、それ故に、最後のフィナーレ(宝塚風の舞台)は、涙ぐむほど感動的でした。
しかし、今年は、全体にちょっと説明的で、軽めでした。宝塚をよく知らない人には、わかりやすいかもしれないけれど、宝塚のコードを良く知っている人には、昨年の方が、その辺のハマリ具合もバッチリでしたが、今年は、それもなんか違う(軽い、けなげじゃない)。ので、ラストの感動にもつながりませんでした。
昨年観てしまった故の、先入観はあり、どうしても辛口になってしまったと思います。でも、見るなら、昨年のでした。
残念ながら、今年は・・・嵌りませんでした。私の場合は。