08/08/17 劇団M.O.P. 阿片と拳銃@紀伊國屋ホール
2008年8月17日(日) 14:00
劇団M.O.P.
阿片と拳銃
J列8番@紀伊國屋ホール
「観て!」
といろんな人に言いたい舞台でした。
役者陣の魅力はもちろん、セット、照明、雰囲気、転換、
そして最後の生ライブ!!
あまりにも満足すぎて言葉が出てこないくらい。
滝口ヒカル役のキムラ緑子さん、
最初のシーンの上手にいる時から雰囲気にもうひと目惚れでした。
転換のたびに時間軸ががらっとずれるので、若い時だったらいおばーちゃん
だったりするのですが、その切り替えがすごい!
ラストの、ホーム→出会い→ライブ だけでもすごい!
どのシーンも雰囲気たっぷり、見惚れます。
そして声が好き!歌声も好き!
登場からもう目が釘付けでしたが、ストーリーが展開するにつれて
どんどんファンになっていって、最後のライブでどーんと背中を押された感じです♪
滝口新吉役の三上市朗さん、見事な老い方。。。
しばらく同一人物ってわからなかったです。
守山良文役の小市慢太郎さん、いい役者さんだー。
かっこよくて味があって、役柄のかもし出す雰囲気をすごくうまく出されてます。
とにかく構成がとってもよくできてるのです!!
(作・演出はマキノノゾミさん)
100円の話とかにしても、持って行きかたがうますぎる!
笑いどころもあり、ホロリともきて、優しい気持ちになれる、うーん、いい!
舞台っていいなーと心から思いました。
もういっぺん誰かを誘って、観せに連れて行きたい舞台です。
観客を飽きさせない度満点です!
最後のセピア色の出会いシーンとか素敵~。ダメ押しされた感じ。
そして皆さんセリフの声がいいっ!
木下政治さんとかとっても好き!
あーほんとにいい舞台だったです。
まさに観劇に感激!
ところで滝口さんの息子さん(関戸博一さん)、
お母さん(キムラ緑子さん)を訪問した時に持ってた傘が
ビニール傘でしたが、これはなぜビニール傘だったのでしょう(もうお一人は普通の傘でしたから)。
あと2年後に解散を発表された劇団M.O.P.。
必見です。