08/10/02 KAKUTA STAR MAN@青山円形劇場
2008年10月2日(木) 19:30
KAKUTA STAR MAN
Aブロック30番@青山円形劇場
入るといきなりもうそこはキャンプ場~。
キャンプ事務所の前に成清正紀さんくつろいで座ってはります。
で高校野球のラジオが流れていて、ラジオ放送チックに開演アナウンス。
でそこから自然に舞台スタート。
こういう、なんとなく客席に座るとなんとなくそこはもう劇中の世界
というのってなかなかいいものです(”なんとなく”でなく、これが
強制されてリラックスしてられない位になると逆にちょっとギャップがあって
抵抗してしまったりするのですけどね)。
観終わって、キャンプ場にいきたくなりました。
テント張って、星空の下や、また逆に雨が降る中で、
寝袋で寝てみたくなりましたです(一応ボーイスカウトだったので
キャンプは小さい頃たくさんしたので懐かしいという思いもある)。
キャンプ場で仲間とわいわいというのもありだけど、
ふらっと週末に一人で山に入って日ごろの情報洪水から開放されてってのもいいな
と思いつつ、でもノートパソコン持っていってしまうかも、
みたいな余計なことも考えてしまうほど”キャンプ”にいきたくなりました。
もし成清正紀さんと桑原裕子さんの夫婦役の
この二人が経営するキャンプ場あったら、ぜひ行きたい!
北の地でもおっかけていきます!
さてこの舞台、「一途」な話に更に輪をかけて「一途」な感じ。
ラスト、さゆり(高山奈央子さん)の驚いた表情、うん、
あの反応とあの時の内心の心情までどくんっと伝わってきました。
えーーーーーって感じですよね。いや、え・・・・・かな。
そして最後のとしお(若狭勝也さん)のあの言葉の意味するところは!!
今回の作・演出でもあります桑原裕子さん
(どこかで拝見した方だなーと思って記憶をたどってましたら、ランプだ!と)
演技が気持ちいい。スコーンと通ったほんとに面倒見がよさそうな、
ほんとにノリで野菜たくさん買っちゃいそうな若い母ちゃん。
そこにちょっととぼけた感じだけどやる時はやるという若い父ちゃん成清正紀さん。
肝試しのくじ引きシーン楽しかったー。
原扶貴子さんと青木岳美さんの姉妹のやりとりにはひきつけられます。
姉を心配する妹、姉の心の中、そしてそうなっちゃうんだー同級生(内田健介さん)・・・
そ・し・て・STAR MAN 星次(横山真二さん)!
一途です。でもあの状況からあぁなったらそうなる気持ちも
わからんでもない。あなただけを・・・あぁ一途・・・・
最初の登場シーンのあの虚ろな目の感じといい、
特に頬ぷるぷるは、もうセリフ以上に伝わってきました。
一方、そんな星次以上に一途というか、対照的というか、
あらまな展開のラスト。ひょえー。。。。
あそこであぁ言わなかったらあの後どういう展開になったんだろう
とかいろいろ想像してしまいました。
ころころ変わるノリがいい軽い大学生4人も楽しいです♪
若いって素晴らしい~と思ってしまった。カップルの組み合わせにもご注目♪
(小堀友里絵さん、アメリカンホームダイレクトのCMの方!!!)
青山円形劇場をうまく使って
セットがほんとにキャンプ場って感じがすごく出てます。
バンガローもちゃんと作られてる感じだし、脇の道もいい。
キャンプ場受付横の伊藤園の自動販売機見てたらすっごく喉渇いてきます。
星次がお姉さんからもらっていたあのサイダーがまたキーンと冷えてそうだったのです。
(休憩時間がもしあったらあの自動販売機で買いたいです。そして左上の
おーいお茶のボタン押してみたい)
見終わった後、ねーなんでしめちゃうの?あの二人はどうなったの?
あの後彼はどうするのか、あの彼女はなぜあぁなったの?
といろいろ観劇談をしたくなる舞台です。
ちなみに平日公演にはおまけCDがついてきまして、
今このおまけCDを聴きながらレポ書いてます♪
(今、ハウワ!って叫んでるところです)
コアです(笑)
FM世田谷で放送された若狭勝也さんと青木岳美さんの
オンエアも、おけぴでお聴きいただけます!観た人も観てない人もぜひどうぞー
→こちら
公演は10月5日まで。