08/10/09 ミュージカル座 ルルドの奇跡@シアター1010
2008年10月9日(木) 19:00
ミュージカル座 初日月組
ルルドの奇跡
1階17列16番@シアター1010
稽古場で一幕の一部を拝見していたルルドの
奇跡、
月組初日を観てきました♪
照明が綺麗~。光がぷわーっと広がります♪
特にラストのあの閉じていく感じがよかったー。
私はあのちょと前のシーンで浦壁多恵さんが
浮いてしまうのではないかと思ったくらい照明がふわっと
持ち上げる感じで優しかったです。
でそれに負けず優しいのが浦壁多恵さんの声。
であのラストはもう会場中を包み込むようなエンディング。素敵でございました。
カーテンコールで今井清隆さんと宝田明さんに並ぶと
ほんっとに3分の2くらいちっちゃいのでとーてーもーかわいい。
立姿もいいし、今回特に後姿が、これまたかわいいのです。
二幕で、アントアンの中本吉成さんが、僕も独りで。。。と伝えた後、
ベルナデットの上手袖へ去るスピードのはやいことはやいこと!すたすたすたすた!
あー振り向いてあげてーとココロの中で思ってしまいました(笑
いろいろ見所のある舞台ですが、中でも
1幕ラストの高野絹也さんの”目”の変化、すごかった。
見えない人から見える人への変化、必見です。素晴らしい見所です。
以下、おっいいなと思ったポイントなど。
ドズー医師今井清隆さん、ほんっとに素敵すぎます。金髪です。なにやっても似合います。印象大!
ドズーって名前がまたいい。
宝田明さんは、ラストシーン、名うてのハンターみたいです。こちらもまさに”ダンディー”。
光枝明彦さんの「くそー」はちょっと控えめな演出になってましたね。
ジャコメ署長、メイクすごい。北村がくさんだってことが全然わからないくらい(笑
中里裕美さんの二幕のあの大回転(転び方です)、体全体を使った豪快かつ軽やかな動きいい!
一幕の食事シーン、弟役の梅沢明恵さん、ほんとにこういう子ルルドにいそうー。
この作品、歌いあげるというよりは、セリフや心情を旋律に乗せて綴っていく感じですが、
浦壁多恵さんの歌う旋律は優しいメロディーとなって頭に残ります♪
また、ステージ天井部分までずどーんと立ちそびえるように見えるセットや、
マリア様の様子や、森の様子など、セットや照明も印象的でした。
観終わった後に、ふんわりと包まれるような、そんな舞台でございます。
死後30年たって掘り出された遺体が、埋葬時の綺麗なままの姿だったというベルナデット。
この遺体が今でもヌヴェールのサンジルダール修道院に展示されているそうです。見にいってみたい。
p.s. 今回1階17列16番という後方センター席だったんですが、
シアター1010の後方センターブロックって傾斜もあってとっても観やすいんだなーと改めて思いました。
前の人の頭がまったく気になりません。ただ一点難点は、自分の席にいくまでに
「すみません」というのを5,6回言わないと自分の席にたどり着けないことくらいで。。
管理人さんのコメント拝見して舞台の感動がもう一度湧き上ってきました。
照明の効果が見事でした。
音楽の旋律も素晴らしい。
ラストは自然に涙があふれてきました。
貧弱な文才で表現ができないのが悔しいくらい。今期観たミュージカルの中でマイランキング1位です。
ルルドへのツアー案内ブースからパンフレットを持ち帰ってきました。クリスチャンではありませんが巡礼に行ってみたくなってしまいました(不謹慎で失礼)
CDを買い忘れてしまい今も心残りです。
再演して欲しいです。
心洗われる、心癒されるとはまさにこういうことなのだと、体感することができました。浦壁多恵さんの歌声に癒され、たくさんのエネルギーをもらって帰ってきました。彼女の歌にはものすごいパワーがみなぎっています。すばらしい舞台でしたので、是非またいつか再演されることを望みます。