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08/10/29 東京ギンガ堂 高峰譲吉@紀伊國屋サザンシアター
2008年10月29日(水) 19:00
東京ギンガ堂
サムライ 高峰譲吉 初日
12列1番@紀伊國屋サザンシアター
この舞台を観て、高峰譲吉という人物にとても興味を持ちました。
12歳の頃からはじまるのですが、この12歳の時点ですでにすごい。
加賀藩から選ばれて長崎に留学したのが12歳。12歳って・・
小学6年生ですよね。
劇中に出てくる下記のようなキーワード、これ全て高峰譲吉さんの発明等がきっかけで
できたものや会社なんですよね。すごい。。
東京人造肥料会社(後の日産化学)
タカジアスターゼ
アドレナリン
三共(新三共胃腸薬!)
住友ベークライト
工場や汽車の音をはじめ、背景の音などがダイレクトに伝わってきます。
高峰譲吉を演じたのは串間保さん。
”ひとかわむけて”という部分が劇中にありますが、あのあたりからの
演技がとてもよかったです。お髭がはえたあたりからでしょうか。
そして私が好きなのが、スクリーンをバックの彼自身が演説風に語るシーン。
日米友好についてのいろいろな功績をきいて、ただただすごいなーと。
ワシントンDCのポトマック川にある桜並木も、高峰譲吉さんらによる寄贈とのこと。
こうした舞台を通して人物に興味を持てるってとてもいいことだと思いました。
今日は会場に住友ベークライトの方や三共の方もいらっしゃっていたようで、
自分の会社の初代社長や、商品を開発した人物の舞台ってのは嬉しいものなんだろうなぁ。