08/11/05 詞劇 艶は匂へど・・・ゲネレポ@博品館劇場
2008年11月5日(水) 14:00
詞劇 艶は匂へど… ゲネプロ
@博品館劇場
上手ブロック中ほどの位置に座っていたのですが、
最初の荻野目慶子さんの登場の後、
私の真後ろからスコーーーーーーーーーーーーーーーン
と頭を突き抜ける透き通った清らかな歌声が!!!
ど、土居裕子さん、真後ろに登場っ!
この突然の歌声の驚きとその気持ちよさといったら!
ハープの生演奏に載せて、たーーっぷりと歌声を聴かせてくださいます。
今日感じたのはですね、「A」つまり「ラ」の音程を
歌われている時がすーばーらーしーくー気持ちいいのです。
私の脳からなんとか派がでまくっておりました。
お芝居の声もまた素敵♪ 袖にさる後姿がさみしくも美しい。見事!
詞劇とのことだったので、朗読という感じなのかなと
思っていたのですが、本は時々お持ちにはなったりしますが
読んでる感がまったくなく、逆に小道具の一つという位です。
源氏物語を知らないと、1幕前半の展開は、ちょっとわかりにくかったりと
思うかもしれませんが、1幕後半で、講談師の方(神田紫さん)が
そのあたりをわかしやすく解説してくれはります。
で理解できた上での2幕。おおおおお。
紫の上、明石の君、印象に残りますよ。
そして光源氏を人形(人形師:小川耕筰さん)が演じるのですが、所作がかっこいい。
そして峰さを理さんの朗読のお声、
この声がセリフの時はまた違った魅力で心地いいのでございます。
さらに!!男役のセリフまわしがかっこいいっ!
今回ご出演の方達は、ひとりひとりの声質が皆さん違ったので、
そういう視点からも楽しめました。
心地いい詞の時間に浸れます♪
観終わった後は、ほわーんとした不思議な気分になりました♪
2008年11月9日まで、博品館劇場にて