09/02/06 タイタニック the musical@東京国際フォーラムC
2009年2月6日(金) 18:30
タイタニック the musical
1階18列21番@東京国際フォーラムC
泣いた!泣きました。
まずは二幕、光枝明彦さんと諏訪マリーさん演じる夫妻が
残った二人のケイト(池谷京子さんと白木原しのぶさん)に
自分達の救命胴衣をかぶせるシーン。ここ、無言で舞台後方で進展するシーンなので
気づかないと気づかないですよね。そこにいたる仕草などにもぐっときました。
(このシーンは事前に友人が教えておいてくれなかったら気づかなかったかも)
そしてバレット宮川浩さんが、お客さんを・・と譲った後階段をのぼるシーン。
イジドー夫妻に最後のシャンパンをすすめた藤木孝さんが、
ナプキンを手すりにおいて、お仕えできて・・と言ったシーン。
うーん、泣いた。泣きましたです。
1幕冒頭から、音楽が美しい。ぐわぁーんと歌声が響いてきます。
アンドリュース松岡充さん、入り込んでます。
船の構造や沈没理由の説明シーンなどは、まさに設計士の顔。
アフタートークでもおっしゃってましたが(このトークショーがすごくよかった。
登場の仕方からトークまで、軽い感じななけど純粋な感じでとても好印象。
特に最後の松岡さんの挨拶は心に響いてきました)、
アンドリュースになりきっておられます。素晴らしい。
出演者、昨年からいろいろ変わってますが、
ケイト華城季帆さん、高音が気持ちいいっ♪
入絵加奈子さん、富豪紹介シーンの歌声素敵♪
一幕の乗船シーンからはじまり、説明的になりがちな一幕の中にも
いろいろなドラマの背景が美しい旋律にのって描かれ、二幕の展開にうまくつながり。。
一幕ラストが衝突まで描かれているのがいいです。
そしてこの一幕ラスト部の見張り番フリート(松原剛志さん)が歌う
No Moon が素晴らしくいいです♪ 冷たい夜空に染み入り響き渡る感じ。
二幕では、歌の後でここで拍手したい!というシーンが何カ所があるのですが、
シーン的なせいか、拍手は起きないんですよね。何かそういうルールとかあるのでしょうかね。
二幕は、最後の最後、カルパチアン号のマントを投げ捨てて、
華やかな乗船時の衣装に戻る、ここ、観ていて救われる気持ちになれます。
悲劇的な事件なんだけど、この教訓を今に学んで生きなさいね
というメッセージのようなものを感じました。
そうそう、一等船室を演じている方が三等船室のお客も演じていますが、
これ、”夢”という形でつながってるんですね。
一幕と二幕で状況が一変するわけですが、
自分がこういう状況になったらどうなるんだろう、
誰が悪い、誰を責めるというわけでなく、
一人一人の登場人物にうまくSPOTがあたって
考えさせながら観させてくれる舞台と思います。
セットもよくできてる!オケピの使い方も面白いし、
沈没してしまうシーンは圧巻。
ほんといい舞台。ぜひリピートしたい。
でも明後日まで。。
こういう舞台はぜひロングランしてほしいです。
アンドリュース松岡充さん、入り込んでます。
何で人気があるかわかりませんでいたが歌唱力がありますね。
あっちこっちで引っ張りだこのを毛がわかりました。
船の構造や沈没理由の説明シーンなどは、まさに設計士の顔。
純粋な感じでとても好印象です。
特に最後の松岡さんの挨拶は心に響いてきました)、
アンドリュースになりきっていて素晴らしい。
富豪紹介シーンの歌声がよかったです。
一幕の乗船シーンからはじまり、説明的になりがちな一幕の中にもいろいろなドラマの背景が美しい旋律にのって描かれ、二幕の展開にうまくつながり。
些細なことですが、船に乗り遅れた人がなんか気になります。いつか登場すると思っていたのですが。
二幕はとにかく涙が出ました。結末を知ってるだけに・・・・
終わりは悲劇なんだけど、この教訓を今に学び、
セットもよくできてる!
オーケストラビットの使い方のは感心します。
面白いです。
こういう舞台はぜひロングランしてほしい。。。