09/07/02 オペラ・ド・マランドロ 製作発表レポ
2009年7月2日(木)
オペラ・ド・マランドロ 製作発表
別所哲也さん、マルシアさん、石川梨華さん、石井一孝さんの
登場と同時に、製作発表会場の雰囲気が
ぱぁっと明るくなると同時に引き締まりました。
きまりまくりです!
かと思えば、話し出すと、実に楽しい(笑
舞台はブラジルのリオデジャネイロ。
三文オペラを下敷きに作られた、ブラジルミュージカルです。
肉食系男子の首領”マックス”役に別所哲也さん。
稽古場での本読みから、女性二人(マルシアさんと石川梨華さん)の戦いに
熱が入っているので、その恐ろしさを共有しましょうとのこと(笑
会見では、終始いい雰囲気だったので、果たして劇中ではどんなバトルになるのか、楽しみ!
マルシアさんは、原作を原語で読まれたそうです。
今日の会見では、シコ・ブアルキ(作・作曲)の歌について
「大切に大切に歌わせていただきます」と語っておられたのが印象的でした。
それにしても、マルシアさんの発言から、ぱぁーっと広がる
4人のこの雰囲気の明るいこと楽しいこと。「Maybe そんな感じ」と
うまくまとめてしまうマルシアさんの締めがまた楽しいです。
今回の舞台で、個人として、はじめてウェディングドレスを着るという石川梨華さん。
「おなかから声を出せるように、ちょっと腹筋つけようかなぁー、はいっ」の
この小さな「はいっ」がめちゃめちゃかわいかったです。
ラテンが大好きで、性格も顔もラテンという石井一孝さんは、
プライベートでは、なんと2万枚のレコードコレクター。
そのうち7%くらいがラテンミュージックとのこと。
質疑コーナーでは、音楽好きならではの
「ラテン音楽は、コードが少し難しくて、内声がよく動く、複雑でメロディアスで色気がある音楽」
という実に巧みなコメントにひたすら感心してしまった管理人でございました。
別所さん、石井さん、背が高い!
レトロな懐かしい歌謡曲のようなブラジル音楽とともに、
たくましく、生き延びようとするお話です。
歌あり、踊りありの、
大人の、雑多な、猥雑な、路地裏な、底抜けに明るいブラジルミュージカル。
出演は、今日の製作発表に登壇されていた
別所哲也さん、マルシアさん、石川梨華さん、石井一孝さんをはじめとして
杜けあきさん、小林勝也さん、田中ロウマさん、東山義久さん(DIAMOND☆DOGS)
森新吾さん・小寺利光さん・原知宏さん・中塚皓平さん・咲山類さん・TAKAさん(DIAMOND☆DOGS)
野島直人さん、小此木麻里さん、岡本茜さん、荒木里佳さん、JuNGLEさん
公演は7月25日から8月2日まで東京芸術劇場中ホールにて。
その後、名古屋、大阪、仙台公演も。詳細は公式HPをご参照下さい。
東京公演には、浅草サンバカーニバルも出演です!
ガシャガシャしたリズムの後ろに切ない歌詞があるというブラジル音楽。
”歌詞をかんだら終わり”と話されていたその旋律、ぜひ劇場で味わってみて下さい。