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10/01/08 十二人の怒れる男たち@俳優座劇場

2010年1月8日(金) 19:00
十二人の怒れる男たち
俳優座劇場

実に味のある、わかりやすい、大人な良質なコメディでした!

まず最初感じたのが、舞台の照明効果が美しい。色味がいい。
後半、室内の蛍光灯が付いた瞬間も、思わず、おぉっと興奮しちゃったくらいです。

この作品、裁判員制度がはじまった日本で、まさに
今観ておくととても面白い舞台と思います。
いや、ってか、そんなに真面目に考えなくとも、面白いです。

12人いたら、ほんとにいろんなキャラクターが集結するんだなと。
職業、年齢もそうですが、地位、人種、考え方、性格。。。
でまたかっこいい人や、だめだめな人(笑)、軽い人、ちゃらい人(笑)・・
被告となっている少年が有罪(=死刑)か否かを話し合っていく過程で
この12人のキャラクターが実にわかりやすく描かれていって
見終わった時には、12人の表情(それぞれに印象的な表情が頭にこびりつきます)が
ぱっとうかびますよ。

そして面白いのが、見終わった後に、プログラム(入口で無料配布)を
改めて見返すこと。特に出演者のお写真。舞台上のお顔と全然違う!!
外山誠二さんなんてこのプログラムの写真と同一人物とは思えない!!

お一人お一人ほんとに印象に残ってますが、中でも記憶に残ってるのが、
先ほども書いた外山誠二さん。熱いです。熱演です。そして最後あぁぁ。
必ずある一言からはじまる里村孝雄さん。あの落ち着き具合が素敵っ!
まさにダフ屋的な高橋克明さん。軽い感じが実に気持ちいいくらい。
そして演劇集団円の井上倫宏さんが、実にかっこいい味を出されてました。

「十二人の怒れる男たち」の原作はレジナルド・ローズ
このお話は彼の実体験が元になってるそうです(つまり陪審員八号が彼自身!)。
そして、この原作が元になっている三谷幸喜さんの映画「12人の優しい日本人」もオススメ。

上演時間:約2時間5分(休憩なし)


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名前:山野上 寛
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出身:大阪府茨木市
現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

役者さんにはまるポイント:声
感激ポイント:1幕最初の衝撃
好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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