10/01/07 キャバレー@日生劇場
2010年1月7日(木) 18:30
キャバレー
@日生劇場
最初、この舞台、ステージが近い。
と思ったら中央部分が前方に張り出してるんですね。
冒頭、そのステージ前方からMC諸星和己さんがステージに現れた瞬間、
客席の雰囲気が、「どっ!」。
おおおおお!!
メイクが似合う!
視線が飛んでくる!
くねくね動いてる!
客席も盛り上がる!
ローラースケートまでやっちゃう!?
ノリがいいので客いじりも面白いっ!
休憩時間、私の後ろの客席の女性が、隣の連れの方に
「昔、光GENJIというグループがあってね。ローラースケートはいててね・・」
と光GENJIの特徴をいろいろ説明したはりました。
そういえば光GENJI全盛期は私管理人も中学生くらいでしたねぇ。
話戻します。
衣装エロいです。
ミラーボール、ぐるぐるまわります。
アンサンブルもセクシーダンス全開で
客席絡みもございます(前方席はドキドキだろうなぁ)
さらに!サリー役が藤原紀香さん。
艶めかしく、美しく、チャーミング♪
彼女を生で、この距離で、この衣装で、観れるってのだけでもすごい!
余談ですが、公演プログラムの後半で、
明治製菓版、ミスパリ版、シエロ版、カネボウ版、月桂冠版のサリー(藤原紀香さん)がみれます。
ほんま美しい~。
さらに月桂冠藤原紀香さんの隣には、Dole のパイナップルの広告が!!
→キャバレーのフルーツは、Dole の提供とのこと!
Dole さん、あのパイナップルの意味、教えて-!!
そのパイナップルをプレゼントするシュルツさん(木場勝己さん)と
シュナイダーさん(杜けあきさん)の恋物語がこれまた切ないというか、
ナチスという時代背景がグサグサと刺さってきます。
そういえば、お隣で上演中のカサブランカも、ナチス絡みでしたね。
戸井勝海さん演じるまっすぐに怪しい(!?私の中ではそんな感じ)エルンストはかなりキーマン!
そのエルンストや、サリーを惹きつけつつ、翻弄されていくクリフ(阿部力さん)。
ラストの列車内での展開は、結構驚きでございます。
このキャバレー、5年前に来日公演を観た時の感想は
重い時代背景や、各登場人物の人生など、ちょっとずしりとくるテーマが強く
「どよーんとしててずしーんと重いミュージカル」
という印象だったんですが、今回はMC(諸星さん)の存在がピリリとこのキャバレーを
エンターテイメントとして引き締めていて、考えさせられつつも楽しめました。
ラスト、あの終わり方、Vサイン!?
なんか悪魔に牛耳られている感じで、すごい結末です。
ラストはずぶずぶと一気に急展開しますのでお見逃しなきよう。
上演時間:約3時間