10/03/01 中島啓江コンサート 夢で逢いましょうゲネレポ@博品館劇場
2010年3月1日(月) 15:00
中島啓江コンサートvol.17
『夢で逢いましょう』ゲネレポート
@博品館劇場
今回で17年目を迎える
博品館劇場恒例のコンサート『夢で逢いましょう』。
オペラからポップスまで幅広いレパートリーを
歌われる中島啓江 (なかじまけいこ)さんご自身が
音楽・構成・演出を担当されていらっしゃるコンサートです。
今年のテーマはずばり「ダイナミック・クラシック」、
クラシックを分かりやすく楽しんでもらいたい!
そんな想いをカタチにしたそうです。
ゲネプロで少しだけ雰囲気を拝見してきたのですが、
迫力!厚み!そして振動!
これはぜひ劇場で体感して下さいっ!
曲目は、オペラから、童謡、「見上げてごらん夜の星を」や
「上を向いて歩こう」といった耳なじみのある曲までたっぷり♪
「千の風になって」を中島さんの伸びやかな歌声と
小原さんの優しいピアノのハーモニーで聴けるチャンスはそうないと思います!
そして、いつものようにみんなで「仰げば尊し」も斉唱するそうですよ♪
中島啓江さんの手にかかれば
とっつき難いと思われがちなクラシックが、
とっても身近に感じられます♪
本番の衣装に身を包んだ中島さん。
主人公の気持ちを表すような、中島さんの歌声とその細かい表情~。
第一幕のテーマは「ダイナミック・クラシック」。
そしたらゲストも“ダイナミック”になっちゃって・・・と、
笑いが止まらない中島さん。
しゃべりはじめたら止まりません(笑)
中島さんとは初共演となるピアニストの小原孝さん。
小原さんのピアノの音の豊かなことといったら!
ピアノ1台なのに、オーケストラのような厚み...と
言ったらいいのでしょうか。
ここに中島啓江さんのすばらしい声が合わさると、
お2人しかステージにいらっしゃらないはずなのにすごい厚みです!
さらに日替わりゲストも豪華♪
3日、4日は、ヴァイオリニストの天満敦子さん。
中島さんは、天満さんのヴァイオリンのたった
ひと弾きを聴いただけで感動が止まらなかった・・・と、
その音に惚れ込んで10年以上。
小原さんが二人を引き合わせてくれたのだそうです。
5日、6日は、世界でも数人しかいないという
(女性ソプラノの音域を持つ)ソプラニスタの岡本知高さん。
なんとまだ岡本さんが10代の頃、中島さんがコンサートで高知を訪れた際、
ファンの一人であった岡本少年と出会ったのだそう!
7日は、オペラ歌手の江原啓之さん
ご存じ、お茶の間ではスピリチュアル・カウンセラーで
すっかりおなじみですね!
「クラシックはまだまだ封建的。
今回のステージのように“楽しく伝える”こと自体、
まだ否定的な見方もあるんです。」と、
“伝える”ことの難しさを語るお二人。
今回、歌声とピアノを間近で聴かせていただいて、
いままで聴いたことのあった曲が、
こんなに情緒豊かに歌われることに驚くとともに、
改めて、生のライブの素晴らしさを実感しました。
中島さん小原さん、そしてとっても素敵なゲストの音楽に浸れる夢の時間。
まさにタイトル通りの『夢で逢いましょう』
公演は3月3日(水)から3月7日(日)まで
銀座8丁目博品館劇場にて。
p.s. 去年の夏から、なんと20キロのダイエットに成功した中島さん。
まだダイエットも続行中とのことですよ♪
そのあたりのお話もトークに出るかもしれませんね。
おけぴ稽古場取材班: チームごまクリーム 監修:おけぴ管理人