10/03/05 自転車キンクリートSTORE 富士見町アパートメント@座・高円寺
2010年3月5日(金) 19:00
自転車キンクリートSTORE
富士見町アパートメント
「魔女の夜」「海へ」
@座・高円寺1
初、座・高円寺!
駅から線路に沿って数分歩くと、どーんとそびえ立つ劇場が!
ここ、なかなか居心地いい劇場ですね。
ロビーにはチラシがずらーっ、休憩時間も楽しいです。
そんな座・高円寺1の客席に入ると、
富士見町アパートメントの一室が!
(この時点では手前側に窓が設置してあり、部屋の中まではよくみえない)
でも舞台がはじまると、その手前の窓部分がなくなり、
ほんとにアパートメントの一室がどーんとあらわれます。
この部屋がよくできてるっ!
壁のタイルから水道からトイレからお風呂から奥の部屋の窓の外まで。。
醸し出してる雰囲気が”リアル”。
この部屋のセットを使って、休憩挟んで別の脚本家の作品を上演するんです。
(正しくは、さらに別の演目が二つあるので同じセットで4演目!)
これがですね、15分休憩の間に、ガラっと変わるんですよ。
それもめちゃめちゃ汚く(笑)なります。
前半、あれだけこぎれいだった部屋がよくもまーここまで
という具合に。
内容的には、
一本目(作:蓬莱竜太さん)は、あるマネージャーさんの部屋。
ん?このシチュエーションは、もしかして?いや、違う?やっぱりそう?
ほーそうなのか、あららー、という感じの
押したり押されたりの心理戦的な展開でした。
そして気をつけようと思ったのが「なにげない一言」。
二本目(作:赤堀雅秋さん)は、亡くなってしまった双子の部屋。
そこに友人、大家さん、女の子、とどんどん集まってきて。。
エロビデオやら、浮気やら、コアな感じで展開していきますが、
大家さんの登場あたりでよくわからなくなったので
途中からストーリーを追わず、その場その場の演技を楽しんで観てましたが、
ミカ役の遠藤留奈さんがあまりにも本物っぽくて、
彼女をネットで検索して出てきた写真を見て二度びっくりして、
ぜひ遠藤さんの他の舞台も観たくなりました。
もう二つの、鄭義信さんと、マキノノゾミさんの演目がどう描かれるのかも興味ある!