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10/09/26 ファンタスティックス公開稽古レポ

2010年9月26日(日)13:00
ファンタスティックス公開稽古レポ

ファンタスティックスの公開稽古レポに潜入してきました♪
今回の公開稽古は、抽選で選ばれた一般のお客さんが稽古場へご招待され、
本番とほぼ同じサイズで組まれたステージ席で、
冒頭の"Overture"とNever Say No"の2曲を見学できる!
という素敵な企画。私もステージの真横で堪能して参りました!

普通だったら入ることのない稽古場ですから
お客さんは皆さん、緊張感と期待感でそわそわそわそわ。
ステージ席に着席してまず驚いたのは
ステージが意外にコンパクトなことと傾斜の角度!
想像をはるかに超えるほど急な傾斜でした。
これは、かなりふんばらないと…
お父さん達の足腰には堪える舞台構造ですね(笑)

それと、奥行き!
ステージを客席正面からみると菱形にみえるのですが
真横に座るとこんなに奥行きがあったのか!とびっくりしますよ。

まずお稽古開始前に
演出の宮本亜門さんがステージ席に向かって(つまり今日見学のお客さんに向かって)
稽古場の様子を説明してくださいました。
「音楽関係の人はあそこに、
 ミシンもあります。
 差入れコーナーはあそこです。
 私たちの大切なお昼なので食べないでください(笑)」などなど
場をなごませてくださるのが上手な亜門さん。

披露予定の2曲について、「みなさまに見せている場合じゃない!笑」状態(亜門さん談)
ということでしたが、制作発表の時より
さらにファンタスティックスの魅力がわかりやすく伝わってきましたよ!

素敵な生ピアノの音が流れて"Overture"が始まると、
黙者(ミュート)役の蔡暁強(ツァイ シャオチャン)が小さな楽器を持って登場。

続いて鹿賀丈史さん演じるナレーター(エル・ガヨ)が歌いながら登場。
すると、青年(マット)役の田代万里生さん、少女(ルイザ)役の神田沙也加さん、
青年の父(ハックルビー)役の斉藤暁さん、少女の父(ベロミー)役のモト冬樹さんが
それぞれ自己紹介をしながらステージに上がって来られるというユニークな登場スタイル。
透明な沙也加さんの声がきれい~♪

楽しそうにじゃれあう4人とちょっと離れた場所から見ているエル・ガヨの鹿賀丈史さん。
存在感たーーーっぷりです!

そして黙者(ミュート)役の蔡暁強(ツァイ シャオチャン)さん、いいっ!
一言も台詞がないのに、なんて表現力でしょう。
身体いっぱい、顔いっぱいに表現されています。
あのチョウチョを手で表現しているような動き、目が釘付けです。
これから、何か素敵なことが始まる予感を確信できます!

この舞台、ステージが簡素で小道具の数もそんなに多くはないのですが、
例えば、ミュートが棒を持っただけで、そこに**がある!ってわかるんです。
ステージ両端のポールをミュートがあんな風につかうとは思いませんでした!

ステージの雰囲気も、万里生さんと沙也加さんが見つめ合うとなんとも綺麗な空気が流れ、
斉藤さんとモトさんが並んで歌えばおやじの空気が流れるんです(笑

斉藤さんとモトさん、このお二人のお父さん像がなんかとってもいい感じ♪
私管理人、かなりこの場面気に入りました。
斉藤さんはカンペキにお父さんを演じきっていて、
対してモトさんは、ちょっと照れも入ってか、いまいちぎこちないお父さんなんですが、
でも、「いるいる!」というなんともリアルなお父さんなわけです。
このかわいいぎこちなさも、見所と思います♪

今回、お稽古を見学していて感じたのは、とにかく雰囲気がいいこと!
休憩中も、ほんとに、ファミリーのような仲の良さです。
万里生さんと沙也加さんも若さあふれんばかりのオーラを放たれてました。

"Overture"と"Never Say No"が生ピアノの音と共に披露され、
公開稽古はあっという間に終了。

「簡素な空間の中にあふれんばかりの人間味と、歌と、愛情…それに包まれる観客。」
それが、ファンタスティックスだと頭で理解した、先日の制作発表でしたが、
今日の公開稽古を観て「これはめちゃめちゃあったかい舞台になる!」と実感し、
「人間味あふれまくっているキャストが空気をめちゃめちゃあったかくしてくれる!
間違いない!」と、とっても期待が膨らみました!

そして、お稽古開始直前に歌われていた「トライトゥリメンバー」に心の底からうっとり♪
ほんといい曲です♪ キャストの皆さんの雰囲気にとーってもあってます!

おけぴ会員の方は、こちらから鹿賀丈史さんの歌う
トライトゥリメンバーのCD特典付チケットをご購入いただけます。

公演は10月9日(土)から31日(日)まで Bunkamura シアターコクーンにて、
11月20日(土),21日(日)には梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。

<おまけ>
帰り道に発見した稽古場のホワイトボードをご紹介。
この絵、twitterでも紹介されていましたが、
神田沙也加さんが描かれたキャストの似顔絵!!
誰が誰だかわかりますか? それにしてもうまいっ!


おけぴ稽古場取材班:nats、おけぴ管理人 写真撮影:おけぴ管理人


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現住所:東京都中央区
もともとミュージカルには拒否反応があったんです。「なんで歌うねん」と。が、2000年、松たか子 ファンの後輩に誘われてみにいったオケピ!でミュージカルの拒否反応が消え、強引に連れていかれたライオンキングでスイッチが転換、夢から醒めた夢で初のリピート (6回)そして差し入れ・ファンレター初体験。 キャッツで初の名古屋遠征、 レミゼに感動。翌2001年、四季ハムレットで初のマチソワジーザス出待ち初体験、2002年モーツァルト!に興奮。2003年からは観劇に幅が出て、 2004年はラスベガス、ニューヨーク、ウィーンへと年3回も観劇ツアーに出かけてしまう。その勢いで2005年、会社を辞めて独立。現在2日1本ペースで感激中♪

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好きなシーン:群舞、小芝居
大好きな演目:ルドルフ、星組ロミジュリ

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