11/03/23 OSK日本歌劇団レビュー春のおどり稽古場レポ
2011年3月23日(水)15:00
OSK日本歌劇団
レビュー春のおどり 稽古場レポ
春の群舞最高♪
花が咲く様子をみて癒されない人はいない!というまさにそんな気持ち。
国難といわれる状況の中、
咲いてくれた桜に心から本当に癒されました。
ぜひ多くの方に見てほしいです。
レビュー・ダンスを得意とするOSK日本歌劇団。
そのOSKの伝統のレビュー「春のおどり」
(テーマ曲"桜咲く国"は同じですが、演出や音楽、振付は毎回新作!)
第一部は「さくら」をテーマにした和物レビューショー、
第二部はジャズ・ワイルドロック・ラテンナンバーなどの洋レビューショー!
男役トップスター桜花昇ぼるさん!
高世麻央さん(中央)と、桐生麻耶さん(左)と朝香櫻子さん(右)♪
今日は第一部の和物レビューの通し稽古を拝見したのですが、
一言でいうならば「鳥獣戯画」的♪
どういう意味かは観てからのお楽しみにしておきますが、
とにかく動きがおもしろくて、それでいて品がある!
また、下駄の心地良い響きと純和風な音楽の世界観から、
気付くとギターがギュインギュインと鳴ってロックな世界へと、
流れるように展開してゆきます。
そこに見事にマッチする振付。
この展開がとってもツボ!
全体に漂う大阪人の親しみやすさとちゃめっ気。
それでいて、西の気品と潔さを感じます。
やっている方は大変だと思いますが、
観てる方は最高です!
あんなに激しく動いているのに、
お着物が乱れない!不思議!
日舞の基礎がしっかり叩き込まれた身のこなしにみとれます。
動きから表情までとっても表現豊かで、
小芝居も満載、あっちもこっちも見たくなる!
注ぎまくり、飲みまくり!
娘役陣の切れ味抜群の立ち廻り!
ん!?
虹架路万さん(一番右)の笑顔に、とっても元気いただきました!
今回、拝見したのは第一部のみでしたが、
この後第二部の洋物レビューも、ものすごそうです。
皆さんの笑顔と、手先足先までキビキビした動きに胸いっぱいになりました。
見終わった後、満開の桜をたっぷり味わった気分になりますよ。
OSK初めての方にもぜひオススメです!
華やか~!柑奈めいさんのソロの歌声にもご注目(一番左の娘役さん)
公演は2011年4月3日から10日まで、大阪松竹座にて
詳細はこちらをご覧下さい。
<耳より情報>
今回の"春のおどり"は、大阪ミナミの商店街の方達が
「春のおどり」キャンペーンを企画されてるとのこと。
「はり重」「道頓堀今井」「法善寺えび家」といった老舗のお店が
この"春のおどり"のためだけにオリジナルの観劇弁当を作ったり、
半券を持っていくとサービスがあったり割引があったりするとのことです♪
珂逢こころさん(写真中央)のステップ最高です!
おけぴ稽古場取材班:nats、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人