11/06/07 宝塚雪組「ハウ・トゥー・サクシード」制作発表レポ
2011年6月7日(火)13:30
宝塚雪組ミュージカル
『ハウ・トゥー・サクシード ~努力しないで出世する方法~』制作発表レポ
ブロードウェイのヒットミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』
1996年に花組で上演された作品が今回、雪組で再演です!
舞台は1950年代アメリカのビジネスマン社会。
窓拭き青年・フィンチが「努力しないで出世する方法」という本に出会い、
そこに書かれる指示に従って大会社で出世街道を邁進していくというコメディミュージカル♪
現在、ブロードウェイではあの「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフ主演で上演中で、
なんとNY・宝塚の同時公演が実現!
冒頭ワンシーンを拝見したのですが、キャラクターがとーっても魅力的!
主人公フィンチ役は雪組男役トップスター音月桂さん。
アメリカのミュージカルはエネルギッシュでパワーがあって好きと話す音月さん。
会見中、まわりの出演者達を見る音月さんの笑顔もとっても素敵でした♪
女子社員ローズマリー役は舞羽美海さん。
とにかく明るく、周りを楽しませたいと話す舞羽さん。
会見中にサプライズで、純名里沙さんが96年の公演で使用した、
赤いハンドバック(私物!)をプレゼントされて、
「が、がんばります・・・」と感激されてました。
早霧せいなさんは髪型爆発でかなりコミカルな3枚目役!
ここまではじけた役は久しぶりとのこと。
会見でも発言されるたびに会場から笑いが巻き起こってました!
人事部長ブラッド役に未涼亜季さん。
典型的なサラリーマンの真面目さと、少し調子のいい部分を
膨らませていきたいと、クールで素敵な笑顔で話す未涼さん。
ウォンパー会長を演じる緒月遠麻さん。
濃いキャラクターしか出てこないこの作品の中で、
自分が埋もれないように、個性を出して演じたいと
力強く語られて会場も沸いてました(笑
フィンチの上司で、女癖が悪い企画推進部長ギャッチ役に沙央くらまさん。
沙央は、客席でこの作品を観て感動し、
宝塚に入るきっかけになった作品なのだそうです。
作品へ愛がひしひしと伝わってきました!
会見後の囲み取材では、
「雪組ならではの所、アピールポイントは?」という質問に、
団結力!目がいくつあっても足りないくらいお芝居を頑張るところ(音月桂さん)、
明るいところ!(舞羽美海さん)、
それぞれの持ち味をスパイスとして盛り上げるところ!(早霧せいなさん)、
若さ弾けるところ!(未涼亜季さん)、
休憩中のトークも面白い、間がいい!(緒月遠麻さん)、
コツコツ土台を作った上でかっと明るく!(沙央くらまさん)
また、今回のお稽古が始まった時に、
脚色・演出の酒井澄夫さんが
「お稽古場を明るく、みんなで楽しく!」
とおっしゃったそうで(舞羽さん談)、そんな雰囲気、笑顔があふれでていた会見でした♪
脚色・演出は1996年花組でも演出を手がけた酒井澄夫さん。
96年版から振付、衣裳も変化、
新しい場面もありの梅芸特別演出!
大阪公演のみでDVD化も無。お見逃し無く!
舞羽さんのこのポーズがかわいい♪
<キャスト>
フィンチ 音月桂
ローズマリー 舞羽美海
バド 早霧せいな
ビグリー 汝鳥伶
ブラッド 未涼亜季
ミス・ジョーンズ 舞咲りん
ウォンパー 緒月遠麻
へディ・ラルー 晴華みどり
ギャッチ 沙央くらま
スミティ 愛加あゆ
(ほか、雪組生39名が出演)
<原作>
シェパード・ミード
<脚本>
エイブ・バローズ
ジャック・ウェインストック
ウィリー・ギルバート
<作詞・作曲>
フランク・レッサー
<脚色・演出>
酒井澄夫
公演は2011年7月1日(金)~2011年7月17日(日)@梅田芸術劇場メインホール
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おけぴ取材班:megu、おけぴ管理人 撮影:おけぴ管理人